「時計内部に曇りがある」とのことでご持参頂いたお品物
早速裏蓋開けて確認した所
本来の状態とは程遠く細くなってしまった感じがあります。
前回パッキン交換したのが14年前でした。
左側が組み込まれていたパッキン。右側が純正品番のパッキン
パッキンの丸みも無くなり平たくなっています。またゴム性も失われ伸びはありません。抑え込まれていた分プレスされたようになり大きくなってしまいました。
リューズパッキンは
パッキンの丸みは全くなく巻き芯と一体化したかのようになっていました
画像左側が組み込まれていたパッキンですが外す際に割れてしまいました
右側が純正品番パッキン
組込後ですが膨らみも確認出来ます。
グリースを塗布し組み込みます。
今回は曇り発生したご依頼品ですので、ムーブメントの乾燥も併せて行います
SEIKO社のパッキン交換はパッキンの一覧表もあって「この時計にはこのパッキン」と分かるようになっていますので、パッキンの交換は比較的容易です。
他社製品に関しては、そのような一覧もないので実際入っているパッキンからサイズを測り適合させます。中には変形のパッキンもありますが、交換は難しい事が多いです。
今月5/20~23日の開催となります。
『これは貴金属かな?』『壊れて使っていないネックレス』『デザインが古くなったリング』
『今はつかっていない喜平ネックやブレス』『片方しかないピアスやイヤリング』など
気になるものあれば是非お持ち込み下さい。
4日間に限りその場で現金買い取り致します。
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