ムーブメントとケースを固定する手段としては、プラスチック中枠使用し固定するのが、現在は多いですが、以前は機止めネジと板を使用する事も多くありました。
画像中央の板とネジです
今回のお預かり品はこの機止め板が破損していました
破損と言っても「折れ」といった方が良いかもしれません。
通例では「錆びてしまった事に起因して、破損」することが多い印象ありますが、今回ご依頼品は至ってキレイな状態です。
交換が必要な案件となります
在庫の機止め板から、「全体の長さ、幅、ネジの入る穴径」この辺りを注意して選び出します
手前が今回選んだ機止め板。実際に付けてみての感触が良ければこのままの交換となります。
まれに「サイズ感は丁度良いのに実際付けるとイマイチ」って事もあります。
ムーブメント固定化のための部品ですので、感触も大切な要素です
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