新品の回路はこのような形で出荷されていたようです(過去形)
密封された入れ物に、移動時の衝撃から守るためのクッションとしてスポンジ状のモノが同梱されています。
使用時は封を切って取り出します
「あれっ嫌な予感がします」
クッションの役割をしていたスポンジ状のモノが経年劣化で回路側にくっついてしまいました。
このままでは①スポンジの破片が歯車内に入ると止まる原因となる事 ②これだけの異物がついたままではムーブメントへの取付が困難である事 で使用出来ません
普段は洗浄など必要以上には手掛けない回路部ですが、しっかりと異物を取り除かなければなりません。
刷毛でひたすらに取り除きます
結構頑張ってもこの位、スポンジ状のモノに多少の粘着性があるため、取り除きづらくなっています。
ベンジンも併用して洗浄し、チリ拭きで必要以上に空気を吹き付け飛ばします
画像左上のコイル部は細い銅線が巻かれているので、より慎重に優しく作業する必要があります。
回路販売当時(20年以上前)では、正しい保管方法として採用されたと思いますが、経過年数でこのような変化が起きるとは考えにくかったのだと思います。
念のため、在庫品の確認をした方が良いかもしれません
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