店内カウンターには、お客様との間に飛沫防止策としてビニールシートを垂らしています。
最近の感染者数数推移から、新しいものに交換しました。
今の状態になるまでいくつか種類を経ています。大きいビニール袋を開いてみたりしてみましたが、現在使用しているものが良い感じです。現在はテーブルクロスを使用しています。「抗菌」作用のあるもので、当方にとって都合の良い事として「薄さ」「長さを10㎝単位で購入出来る」です。
透明度はそれほど高くはありませんが、お客様との会話には支障無く使用出来ているので満足しています。
「今更」って内容ですが、もしも「ビニールシート選び中の方がいたらお役に立つかな」と思いブログにしました。
分解掃除のご依頼品ですが、巻き芯の錆が目立ちます。
この錆の影響によりリューズ側（＝３時側）のムーブメントのクスミと汚れが散見されます。
ムーブメントの錆は軽度ですが、巻き芯に関しては今後の事、考慮し交換が必要と判断しました。
また錆びてきている原因も対処が必要です。
今回はリューズパッキン劣化が直接の原因かと思われます
リューズパッキンの盛り上がりが少なく、ケースへの出し入れ時に引っ掛かりが全くなく効き目が無いように感じます
外してみるとやはり弾力はほとんど無く乾いた感じです
交換後画像です。
比較すると減り具合が判りやすいと思います
裏蓋パッキンは電池交換時に必ず見る部品なので、交換のご案内も出来ますが、リューズパッキンは巻き芯抜かないと確認が出来ない部品です。
必要の無い作業を行い、新規不具合発生させる可能性があることから、普段の作業でリューズパッキンの状態確認は行いません。
当店では分解掃除のご依頼時に交換可能であれば交換実施しています。
本日お休み頂いております。
久しぶりに外出しました、と言ってもすごく近くですが･･･
車で10分「牧野記念庭園」です！
2/3に投稿したブログ
「こんなに近くにこのような題材になる方だったなんて～」と思いせっかくなので本日記念庭園へ行きました。
放送はまだまだ先ですが、時期になると混みあいそうだし、早い方が良いかな？との判断です
到着は10:00。見学されている方はまばらでした。
非常に立派な功績を残されている方のようです
博士の胸像とその下にはご自身が発見命名されたスエコザサ（スエコは奥様のお名前の様です）
センダイヤザクラは高知県高知市内の仙台屋という店の前にあったもので、牧野博士が命名した。
センダイヤザクラの成木は日本では数少なく、親木は既に枯死している。
牧野記念庭園にあるセンダイヤザクラは、 日本では一番の大木とされていることから、庭園のシンボルです
常設展示は牧野博士の生い立ちをすべて網羅し
展示品は使用した文具・道具、色紙や図鑑なども展示していました
ゆっくりとした時間を過ごせる落ち着いた空気感ある所です
牧野富太郎博士が満94歳の天寿を全うするまで、研究、執筆のために籠った書斎と書庫が、鉄筋コンクリート製の鞘堂（さやどう）に覆われています。
書棚や机などの調度品は当時のたたずまいのままに保存されています。当時の雰囲気そのままでした
非常に興味深くまた楽しく見学出来ました。
残念ながら、草花がさびしい季節でしたので、花や草木の元気な時期に再訪したいと思います。
施設自体がそれほど大きいモノでもないので、すべてしっかり見学してもそれほど時間を要すこともなく見学できると思います
今まで見たことのない「朝ドラ」ですが今から楽しみになりました
数日前に焼いた餅を食べていた時、口の中に違和感「ゴリッ」と明らかに硬いモノを嚙んだであろう音がしました。「歯の詰めている金属が外れてしまったかぁ～」と出してみると、色見が金属ではありません･･･
歯自体が欠けてしまってました。
ぶつけた訳でもなくお餅食べていただけなのに･･･
久しぶりにかなり凹みました。「あぁ、歯も経年劣化進行中」ってことかと
相手が「餅」ってことも効きました。
取り敢えず歯医者さんです。欠けた歯はどうしようもないので、新規に詰め物作成してもらい、歯に被せることになり、本日その治療終えました。
「歯が餅で欠ける」困ったものです（笑）
日頃から、インクや紙など店舗で使用するものを吉祥寺の家電量販店へ行って購入していました。
そこでは大量の商品が陳列され、商品紹介のPOP類もキレイで見やすく解りやすい内容で自身が作成するものにおいても参考にさせてもらっていたりしました。また「このような商品があるんだぁ」と新しい発見も多く、その家電量販店に行くこと自体楽しく買い物をしています。
昨年年末からの忙しさで外出することも難しい環境になった時にインク切れが発覚し、作業に支障が出そうになりました、家電量販店のネットショップにてインク等購入し配送となりましたが、非常に便利でした
個人的に「商品購入は現物を見た上」でとの思考でしたが、消耗品など、「選択する必要の無い商品」は見る必要も無く配送してもらうことの便利さに改めて気づきました。世の中多くの方々は配送してもらう便利さを私よりずっと以前から知っていて利用されていると思います。
見かける軽配送車の荷物が「全てアマゾンの箱」なんて光景見たときはビックリしたこともありましたが、実際の購入方法に拠るところなのでしょうね。
時計に関しても「ネット購入品のサイズ合わせ」のご依頼は増えています。
時計メーカーさんの直販サイトがあったり、バリエーション豊富なラインナップでカスタム出来たり、一般小売店とは異なる手法で購入を呼び掛けています
「ブランド選び」「見た目比較」「予算」「ポイント付与」「配送」と様々な点において商品購入選択肢の増加はお客様には大いにメリットがあることと思います。
私自身もネット購入ではそのメリットの恩恵受けています。
今後当店のような店舗での物販は更に厳しい環境に置かれると思います。
環境変化を嘆いているだけでは何も変わりません、何かしようと考えていますが、良いアイデアも中々簡単には出てきません。
「変わらないコトも大切」「変わるコトも大切」
商品販売に対する考え方の見直しと取捨選択を開始しないといけない気がします。
『「街の時計屋」の存在価値』ってなんだろう？
時間をかけて考え続けていきたいと思います
世界的に著名な植物学者である牧野富太郎博士（1862年～1957年）は、大正15年（1926年）から昭和32年（1957年）に死去するまでの約30年間練馬区にて過ごされた方です。自宅跡地は「牧野記念庭園」となっています。
2022.2.1の報道にてNHK連続テレビ小説『らんまん』牧野富太郎（1862―1957）をモデルとし、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語。令和５年春から放送開始 との情報
牧野記念庭園は当店から比較的近い所(車10分・徒歩30分程度)にあり、行きたいとは思いつつ、いつでも行ける安心感から一度も行ったことありません。
広義で所縁のある方のドラマがあるとやはり気になります。間違いなく視聴しますね。
きっと庭園も混雑するだろうなぁ
折角の情報なので、近いうちに庭園見に行きたいと思います。
練馬区大泉周辺は盛り上がりそうですね。うらやましい
牧野富太郎博士についてhttps://www.city.nerima.tokyo.jp/kankomoyoshi/annai/fukei/makinokinenteien/makino160.html
アニエスベーのお品物です。分解掃除のご依頼です
中３針 見やすい針とハッキリしたブランドロゴ ４所（12.3.6.9）とその他の文字の大きさも異なりオシャレな印象受けます。
お客様との会話で20年近く使用している様子でしたので、今回はムーブメント自体の交換作業しようと試みましたが、入手出来ませんでした。
と言うのも販売されているムーブメントは、仕様が異なるものも同じ品番で存在します、違いの多くは針の高さに由来することが多いです。
文字板がプリント加工品であれば文字板と時針の間隔は少なくても済みますが、文字板に「植字」仕様していたり、文字板自体に厚みがある場合などは文字板と時針の間隔はある程度必要になります。
今回のご依頼品は針高さがあるお品物でした
文字板加工具合からすると通常ムーブメントで問題ないような気がしたので、通常高さムーブメントを使用した所、針が文字板に擦れる状況となりました。良く観察した所、文字板自体に厚みがありました。
デザイン的な内容となりますが「針高さがある＝全体の奥行き感が生まれる」感じありますね
ムーブメントはV701です。
これから修理します
昨年2021年12月26日に縁あって朝日新聞東京版にて掲載されました。
その後、多数のご来店とご依頼頂き忙しくさせていただいております。
掲載から１ヶ月経過しましたが、修理依頼は継続して頂いております･･･
最近は郵送のご依頼品も増加しています。
新聞掲載キッカケで「きっと混んでいるだろう」との予想の元、現時点での郵送ご依頼です
新聞をご覧になってのお客様は、「以前断られた」「諦めていた」「思い出深く処分出来ない」「機会があったら何とかしたい」「大切なものなので信頼できそうな所を探していた」「おたく（当店）で無理なら諦めることが出来る」等々非常にありがたいお言葉の数々に恐縮しております。
地元のお客さまも「新聞見たよ～」「おめでとう」「すごいね～」「知っているお店が掲載されるのは嬉しいね」とお声かけ頂き、感謝しかありません。
折角の機会ですので印刷したものをお客様にお渡ししています。
修理品の数が普段とは比較ならない位になってしまい、管理方法の変更や定期的な確認作業で、「お約束」を守るよう努めていましたが、どうしてもお約束に間に合わない依頼品も出てきました。
機械式時計に関して納期延長のお願いすることが多くなってきています。機械式時計は修理後の確認作業（動作時間・ゼンマイの巻き具合に拠る歩度の変化確認と緩急針に調整）が多く、すぐ結論付けが出来て改善するという代物でもないので日々少しづつの調整となります。クオーツとは異なり「調整」作業に苦労する場面も多くなってきています。
先日そのような申し訳ない事になったお客様複数に事前に納期延長をお伝えした所、みなさん快く「大丈夫ですよ」と優しい言葉頂き恐縮しております。
既にお渡し出来ているお客様もいる一方で、まだまだ時間のかかりそうなお客様もいらっしゃいます。
通常営業時より急いで作業はしたいのですが、昨月はお客様も多く日中修理作業進捗はあまり良いものではありませんでした。その分夜間に修理を行いフォローは出来ました。
修理作業において大切なことの一つに「依頼品寿命延長」があると強く感じているので、「急ぐことを理由に軽い修理はしたくない」と考えています。「普段より工程を省いた修理」「確認作業を怠る修理」「内外装洗浄を怠る修理」通常よりも納期短縮は出来ますが、それではお客様との「縁」が切れてしまうような気がしてなりません。
『やれる限りのことをして』結果が出なければそのようにお伝えします。
修理作業は『作業してみないと結果がわからない』『最終的な結果はクオーツであれば電池寿命だったり、機械式であれば動作時間や歩度で判断すること』ですぐに結果が出るものでもなく、お客様と共に時間を経て結果がでる感じありますが、出来る限りの作業をした上で不良がでた場合は私の力量不足になります。そのようなことにならないよう、現状作業予定のお品ものに囲まれていますが、ひとつひとつ丁寧に作業していこうと思います
「ずれない時計、つまんない」 持ち主と共に時を刻む時計店の親子：朝日新聞デジタル
今年も12月31日まで店を開け続ける。東京に出稼ぎに出た父親が年末ぎりぎりまで働き、子どもに時計を買って故郷へ帰っていく――。そんな年の瀬...
朝日新聞デジタル
