このステージから、本土の長靴に上陸です。
コースは、ナポリの近くをスタートして、
世界遺産のポンペイ遺跡をかすめる様に通って、
山頂ゴールはチマコッピ(大会最高標高の峠を、伝説のイタリア人山岳ロードレーサー
”チマコッピ”にちなんでこう呼びます。)の山頂ゴール!
平坦区間で途中雨が降って来て、路面が不安定に
(アスファルト上の埃や油が、雨で浮くので、降り始めが一番危険)
走り屋の世界でも常識なこの状態に、自転車が滑って、
ちょっとしたカーブでも落車が続出!ツルッツルです!
この影響で、先頭で集団を引っ張る、シモーニでこのステージを多分狙ってる
サウニエルは、今までの引きが嘘の様に安全運転。
カーブの時の、”ソロー…っ”って感じの走りに思わず笑っちゃいましたが、
そんな安全運転に業を煮やした他チームが、サウニエルの前に飛び出して来たのですが、
これにはサウニエルが、「俺たちは皆の安全を考えてこう言う走りしてるんだ!
危ないから後ろ下がってろ!」とでも言ってる様に、
後ろに下がる様にジェスチャー。
そんな事お構い無しに、ドンドンとチームが上がって来たのだが…
そして遂には、何でも無い直線で、集団が一気に大転倒!?
これはドカドカドカッって感じの、ドミノ倒し落車とか言うレベルでは無く、
路面いっぱいに広がった集団が、一気にドサッって感じで倒れた。
もうかれこれ20年位(コンスタントじゃないけど)ロードレースを見てるけど、
此処まで凄まじい、と言うか、印象深い大落車は初めて見ました。
以前、保険会社のCMで、集団内で、カメラにポーズを取ってる選手が扱けて、
大落車する映像が有ったけど、あれと同じ位のインパクトが有りました。
この落車で、有力所の選手も何人か巻き込まれて居ました。
ベッティーニ等も、胴体をやられたらしく、痛々しく、集団に復帰するのにも難儀する位でした。
中には、足が有り得ない位膨れ上がっちゃってる選手とかも居るし…
前の方で、落車を免れた選手では、バイクカメラに向かって、後ろを指差し
いかりや長介バリに、「駄目だコリャー」のジェスチャーでおどける選手も出る始末。
とにかく凄い落車でした。
この落車の影響で、プロトンは後ろの集団が合流するまでは半ば待つ様な走りに。
(サッカーの怪我人が出ての出し貰ったボールは、相手に返す。みたいな、紳士マナーの様なもの)
この足止めで、先行の逃げ集団とは6分以上の差が開く事と成った。
しかし、山岳に入ると一気に追い付き、総合を狙う有力所が集団前方を固めて、
山岳スプリントに備える。
此処で、リクイ瓦斯は有力アシスト勢にディルーガが守られ、列車を形成。
これでディルーカは体力を温存する事が出来、
最後の頂上で一気にスパート!
チーム戦術の完璧さも手伝い、見事なステージ優勝を遂げた。
これで、名実共に、ディルーカがマリアローザとして君臨する事に成る。
有力所では、クネゴが同タイムでゴールして後を追い、
注目のシモーニは千切れ、逆にサウニエルの若手一番の、リッコが入賞した、
と言うのが、2004年の、シモーニとクネゴの確執の再現っぽくてワクワクします。
サボルデッリも千切れたのは残念ですね。もしかしたら落車に巻き込まれた可能性も有りますね。
落車と言えばベッティーニ。
今日は超級山岳では有るのですが、斜度は激坂と言う訳では無いので、
ユルユルダラダラだったのです。
ですからオールラウンダーな彼にもステージを狙う目も有ったのですが、
やはり激痛に耐えられず、ゴール数キロ手前で、後方に下がってしまったのは残念でした。
コースは、ナポリの近くをスタートして、
世界遺産のポンペイ遺跡をかすめる様に通って、
山頂ゴールはチマコッピ(大会最高標高の峠を、伝説のイタリア人山岳ロードレーサー
”チマコッピ”にちなんでこう呼びます。)の山頂ゴール!
平坦区間で途中雨が降って来て、路面が不安定に
(アスファルト上の埃や油が、雨で浮くので、降り始めが一番危険)
走り屋の世界でも常識なこの状態に、自転車が滑って、
ちょっとしたカーブでも落車が続出!ツルッツルです!
この影響で、先頭で集団を引っ張る、シモーニでこのステージを多分狙ってる
サウニエルは、今までの引きが嘘の様に安全運転。
カーブの時の、”ソロー…っ”って感じの走りに思わず笑っちゃいましたが、
そんな安全運転に業を煮やした他チームが、サウニエルの前に飛び出して来たのですが、
これにはサウニエルが、「俺たちは皆の安全を考えてこう言う走りしてるんだ!
危ないから後ろ下がってろ!」とでも言ってる様に、
後ろに下がる様にジェスチャー。
そんな事お構い無しに、ドンドンとチームが上がって来たのだが…
そして遂には、何でも無い直線で、集団が一気に大転倒!?
これはドカドカドカッって感じの、ドミノ倒し落車とか言うレベルでは無く、
路面いっぱいに広がった集団が、一気にドサッって感じで倒れた。
もうかれこれ20年位(コンスタントじゃないけど)ロードレースを見てるけど、
此処まで凄まじい、と言うか、印象深い大落車は初めて見ました。
以前、保険会社のCMで、集団内で、カメラにポーズを取ってる選手が扱けて、
大落車する映像が有ったけど、あれと同じ位のインパクトが有りました。
この落車で、有力所の選手も何人か巻き込まれて居ました。
ベッティーニ等も、胴体をやられたらしく、痛々しく、集団に復帰するのにも難儀する位でした。
中には、足が有り得ない位膨れ上がっちゃってる選手とかも居るし…
前の方で、落車を免れた選手では、バイクカメラに向かって、後ろを指差し
いかりや長介バリに、「駄目だコリャー」のジェスチャーでおどける選手も出る始末。
とにかく凄い落車でした。
この落車の影響で、プロトンは後ろの集団が合流するまでは半ば待つ様な走りに。
(サッカーの怪我人が出ての出し貰ったボールは、相手に返す。みたいな、紳士マナーの様なもの)
この足止めで、先行の逃げ集団とは6分以上の差が開く事と成った。
しかし、山岳に入ると一気に追い付き、総合を狙う有力所が集団前方を固めて、
山岳スプリントに備える。
此処で、リクイ瓦斯は有力アシスト勢にディルーガが守られ、列車を形成。
これでディルーカは体力を温存する事が出来、
最後の頂上で一気にスパート!
チーム戦術の完璧さも手伝い、見事なステージ優勝を遂げた。
これで、名実共に、ディルーカがマリアローザとして君臨する事に成る。
有力所では、クネゴが同タイムでゴールして後を追い、
注目のシモーニは千切れ、逆にサウニエルの若手一番の、リッコが入賞した、
と言うのが、2004年の、シモーニとクネゴの確執の再現っぽくてワクワクします。
サボルデッリも千切れたのは残念ですね。もしかしたら落車に巻き込まれた可能性も有りますね。
落車と言えばベッティーニ。
今日は超級山岳では有るのですが、斜度は激坂と言う訳では無いので、
ユルユルダラダラだったのです。
ですからオールラウンダーな彼にもステージを狙う目も有ったのですが、
やはり激痛に耐えられず、ゴール数キロ手前で、後方に下がってしまったのは残念でした。