◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

忌の際の妄想

2006年03月12日 00時00分07秒 | 恋愛
 筆者がふと思った事が有る。
人が死ぬ間際と言うのは、果たしてどんな事を考えて居るのだろう?
と言う事だ。
 最近は、そんな際の人をよく見る機会が増え、
あの人はあの時何を考えて居たのだろう?
と言う思いから思った事だ。

 今の筆者が瀕死の状態に成ったら、多分意中の娘の名前をうわ言の様に言っている様な気がする。
 もし最期の時に誰かに一目逢いたいか?と言われれば、
やはりその娘に一目逢って、そして気持ちを伝えて死にたい。
 しかしそれで、最後にその娘に逢えるかは解らない。
 息も絶え絶えならば、声に成らない声だろうし、
ちゃんとしゃべれて居るかも解らない。
その場に居る家族等が、その呟きの意図を察して行動してくれなければ、
最期に目にする事は出来ないだろう。

 自分の想いを知っている人は、この世で一人しか居ない。
まず家族がその意図を気付き、そのただ一人の人を呼べば…?
と言う様に察しを付けなければ、多分無理だろう。
 その一人だけの人は駆けつけてくれるだろうか?
ちゃんとその娘に逢える様に計らいをしてくれるだろうか?
 そんな事を苦しみながら待つ時間は、きっと途轍もなく長い時間に感じられるだろう。
そして例えようも無く苦しいんだろうな?

 と、そんな事を突然考えついたりしました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。