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Everyday a line / 1826







「発達」
07.3.31-1826

どこから次のカーブを創るか、
どこに先端を向かわせるか、
どこに光をどこに影を、と、紙の上では自由自在。
どこからでも形を変え、折り曲げることも可能で
いつまでも続く作業でもあるし、すぐ辞めることのできる自由もある。
自由だからこそ芸術、絵画とは無力だなと感じながらも、なぜかまた
何か付けたし消していく作業が繰り返される。
昨日よりも少し何か出来るだろう…という個人の気持ちが
芸術のエネルギーかもしれない。
無力では無い。と言い聞かせる線のアプローチ。

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エブリデーライン、5年目の終りです。

現在の自分と同じく悩みの連続でした。
しかし感覚と向き合う姿勢、それと(上記)当時の文章にあるよう、
模索する線のアプローチは、現在の自分より力強く感じられ、
好奇心、向上心、真面目さなど、
そういう切り開くために必要なものを
少々若い自分から教えられてしまった。
このエブリデーラインでは悩みを隠そうとせず、
もっと素直に描かなければならない。

くたびれるにはまだ早い、現在への反省である。


2011年8月6日 都守太朗














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