崖っぷちの娘が始めたこと

「あ”ー！！なんで公募制推薦に中国語がないの～！！」
昨日の娘の落胆ぶり。

行きたい大学になるべく楽して入れる方法を探ったらしいのだけれど、３年の２学期。今さら見つからなかったみたい。一年前に志望校を決めていたら対応できたかも。そんな取り返しのつかない現実を悔やんでいた。

ただ、母はそれで良かったと思ったりしてるんだけど。
彼女は「この学校へ行きたい」ではなく「こんな仕事に就いて、こんな人生を歩みたい」とやっと分かって、それならばこの先生に学びたい、だったらこの学校だと思った（らしい）。気がついたらそれは難関（！）で、そこにチャレンジしようってんだからやればよい。

人生、自分が選ぶんだ。

選んだからには、最後まで責任とる。人のせいになどするな。過去も振り返るな。先みてやるだけだ。

で、何を始めたかって？！
「米つぶ貯金」ですー。
１時間勉強したら、一粒のお米を貯金。それだけ。
ただ、そのお米で入試の日、お弁当を作る。

そんなアドバイスをしてくださった友人の話しを聞いて、我が家も取り入れました。娘、「うざい」って言うのかと思ったけど、いいねぇだって。母、そんな話しをしながら娘が食べていたスイーツの容器を洗い、見えるところに置いといた。「これ一杯分たまったらおにぎり２個できるね～」。

で、今朝。
米つぶが、たったの一粒入っていました。

娘へ。
受験のためだけに使える時間は少ないけれど、がんばろう。
社長として言わせてもらう。
志をもつ、だからこそ苦しむ。それでいて柔軟に人と関わろうとする。基本、勤勉。これで良いかと相手に確認ができる。だめだと分かった時きちんと確認し、周りを見て判断ができる。聴き、人の気持ちに寄り添える。そう。あなたはちゃんと育っている。

学び足りないなら、学びなさい。
ただ、学歴のために大学へ行くなら、そんな必要はない。
働いて、税金納めなさい。
歳入の半分が借金みたいな国をあなたが変えてください。

【今日の名言】
『あのさ、ふざけんな』
とん

【写真】
娘の米つぶ貯金。今朝の状況。

有限会社E-スタヂオ
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