人生終わりのようなため息

朝、8時前。娘を学校へ送り出して早々と仕事を始めた。時間がかかりそうなアンケートの集計作業。黙々と挑むしかない！と張り切ったものの思った以上に時間がかかり、集計結果を待たせる結果となってしまった。そんな自分の時間の読みの甘さにほとほと嫌気が差したのが5時。気がついたら薄暗くなっていた。

娘を迎えに行かねば！そうして仕事を中断。
娘が帰宅したら寝るまで仕事はしないと決めている私。そう、それまでの時間はなるべく彼女と話しをする時間にしたい。そう思ってはみるが終わらない仕事にあせる気持ちもたっぷりある。そんな気持ちを切り替えて食事の支度。今日はわが娘のいとこ（姉の娘）が来る。久しぶり！何もないけど、娘らが喜ぶものを作ろう。

そうしてご飯をといでいた時、さいたまの事務所から電話。わが秘書（！）みきちゃんからだ。「ちょっと、出て！」帰宅した娘に頼む。みきちゃんと娘、ふつーに話している。不思議だ。「お母さんは？」との問いかけに娘、「人生が終わりそうなためいきついてる」だって！

おいおいー。
仕事の途中でお米をとぐ私、そんな追い込まれた背中してたのかなー。電話の向こうもこっちも大笑いだ。子どもはあなどれない・・・。そんな中途半端で悲愴な顔はやめようと「仕事、やらなきゃ～」との締め切りのあせりにピリオド。もう、休んじゃえー。開き直った私は野菜を引っ張り出して夕飯作りに取りかかった。

クリスマス前にいただいた大根、まだまだ元気。その大根と140円で買った地元産のニンジンを切っておなべに入れ出し汁と酒、塩、しょう油で味付けてストーブの上に。その間にごぼうとにんじんと鶏肉をさっと煮て、炊き込みご飯に。後は、キャベツの磯和え、こんにゃくの煮物、お正月の残りの松前漬け、ちょっとだけ冷凍餃子。

夕飯の支度をする間、子どもたちはお風呂。そうして1時間ほどして夕飯となる。
子どもたちの会話。「ことわざカルタ」の話しでは、「頭かくさず しり隠す」、「椅子の上にも3年」など面白すぎて大笑い。お腹がいっぱいになるとけんかを始め、本の取り合い。返せ、嫌だ、とどちらも譲らず15分。「あんたに妹を持ったお姉ちゃんの気持ちがわかるか！」と10歳のわが娘、6歳相手に泣き出した。よっぽど悔しかったらしい。

「その日本語じゃ通じない！」とか「さっき言ったことと違うことを言っている」とか。なかなか良いやり取りだ。今のうちもっともっと「伝える」難しさに苦しみなさい！そうしてコミュニケーション力がついてくる。言葉も覚える。がんばれー！寝る前は、しりとりのようなことをしながらげらげら笑い、あっという間に眠ってしまった。いいストレス解消法だ。うらやまし～。それにしても子どもはかわいい。

こうして、休憩時間が終わり、また仕事再開。
これも私のSOHO・在宅ワーク的「仕事の現場」のひとコマです。