社長、山にこもる

「社長、事務所に来なくていいですよ」とはわが期待の秘書みきちゃん。打合せがある時、研修等の仕事がある時、ミーティングの時以外は自宅で仕事をしていて良いというのだ。その言葉を待っていた！

私の仕事はいくつかある。ひとつは、会社全体のマネージメント。けど、そんな大きな会社じゃないし、人の出入りがあるような仕事でもないのでスタッフとコミュニケーションが取れていればそうそう困ることはない。電話も日に何本も入らない。なので私が事務所にいる必要もない。

唯一、毎日事務所でこなさねばならない制作の仕事がある。それも人が育ち、みきちゃんを中心にすっかり任せられるようになったので、私はノータッチ。きちんと良い仕事ができているかを見る段階に入った。これは、実に頼もしい。

私のもうひとつの仕事は、執筆、講演。それに私だけしかできない制作の仕事がある。これはSOHO・在宅ワーク的な部分が強く、パジャマのままで夜まで、とか、子どもが眠った静かな夜中に、という仕事だったりする。この時間を取るために、この何年か「形」を模索してきた。

「社長、1週間に2回くらい事務所に出てくれればいいですよ」
そうして望みどおりの就労体系。スタッフから「こちらは今日も楽しいですよー」と連絡が入り、「静かな環境で制作がんばってくださいね～」と励まされる。これでお金が回り出せば最高だ！

私が15年かけて作った、私らしくワークライフバランスのとれた仕事と暮らし。子育ても仕事も地域との関わりも、環境への取り組みも食育も。働きながら自分らしく豊かに生きる、それが私のテーマ。だから、もう少し。田舎に丸太小屋を建てる。自然の中で生きるこの暮らし方、働き方、その豊かさと充実感。語りたいな～。今日は「LOHAS的仕事」をちょっと自慢したい気分だ！

半年前にフランクリンプランナーに書いた私の価値観をまっしぐら実行。これこそ目的にどんどん近づいている・・・。人はやればできるんだねー。すご・・・。