もうすぐ、秋ですね

今は、二十四節気の「大暑（たいしょ）」、七十二候で今日は「土潤溽暑（つちうるおうてむしあつし）」に入る。まさに、梅雨明け後のじめじめとした暑さが続く季節だ。

とはいえ、「大暑」は夏の最後となる節気。
あと1週間もすれば「立秋」。暦の上では秋が来る。

まだまだ蒸し暑さが続く夏のような毎日だけれど、みなかみで暮らし始めてから「暦はよくできているな」と感じるようになった。季節を先取りしているかのような暦。ただ、気を付けて自然を眺めてみると、本当にそんなふうに季節が移り変わってゆくのだから驚く。

昨日まで青々としていた道端の雑草が茶色くなり始め、夏の花から秋の花へ自然に変わってゆく。稲も腰の高さほどに育ち、稲刈りを待ち遠しく思っているかのようだ。赤とんぼの大群が大空を気持ちよさそうに飛び始めた。

ひとりの時間を作るべく出かけた先で、赤とんぼくんと出会う。歩くと、私を追いかけるように飛んできて、頭の上をぐるぐる。シューっと離れた、と思ったら、また、近づいてくる。

「とんぼくん、なにー？」
とんぼに話しかけてみたりしながら、悪い気はせず、一緒にさんぽ。

こんなことしてたらあっという間に冬がきそうだ（笑）
だもの、一日一日を大切に、楽しく過ごさなくちゃね。

【メイン写真】
私のことをずーっと追いかけてきた、とんぼくん

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藍染め暮らし
有限会社E-スタヂオ