子どもたちが「死ね」という言葉を使うこと。私はとても悲しいと思う。だけど、それは子どもの問題なのかな?と思ったりもする。娘と話をしていると「気が付かなかった」とか「知らなかった」という言葉がよく返ってくる。そんな時、本当に子どもは「知らない」し「気がつかない」ことに、私は気付かされる。
一方。
子どもたちと話をしていると、良くわかっているような素晴らしい言葉が返ってくる。「あいさつをしよう!」「人の気持ちを考えよう!」。すごいなあー、と思いながら、言ったそばから、そういうことができない子どもたち。分かっていないんだなあ、と思う。
娘が、言った。
「ママ、死んでる鳥に向かって、死ねって言った。それ、嫌だった。」
はあ?何のことやらさっぱりわからなかった私は、「どういうことよぉ?」と娘に聞き返す。すると。「から揚げが熱かったの。そしたら、『アツッ!死ね』って。から揚げになってるんだから、鶏、死んでるでしょ?」
はい・・・。確かに。
「何が嫌だったの?あなたも、そのから揚げ食べたんでしょ?『私のために命を落とした鶏さん、ごめんなさい。あなたの命、いただきます』とは思わなかったでしょ。」私が言うと、「その通り」といった感じで笑う娘。
「だけど、『死ね』って言うのが嫌だった。」
だよねー。「死ね」という言葉が、「ウザイ」や「ダサい」みたいな言葉と同じではないことがわかったでしょ。「死ね」という言葉は、どんな場合でも使わない言葉。自分に対して言われてなくても、嫌でしょ。もしも、自分に向かって言われたら、どう?
「死ね」という言葉が嫌だったら、お友達にそう伝えなさい。から揚げに向かって言ったとしても、それは嫌な気分になるよ、って。笑い話でいいんだよ。それが、嫌な言葉だということを伝えることが大事。
そう。伝えないと「気がつかない」、それが子ども。
「怒る」でも、「教える」でもない。人と人として、大人が「伝え」て、一緒に「考える」んです。と思うなあー、私は。大人が大人としてやるべきことって、たくさんあると思う。親として、ではない。同じ人間、大人として。悲しいことは、悲しいと泣きませんか。
【今日の名言】
『子供は父母の行為を映す鏡である。』
スペンサー
【写真】サンザシチュウ。
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子どもたちと話をしていると、良くわかっているような素晴らしい言葉が返ってくる。「あいさつをしよう!」「人の気持ちを考えよう!」。すごいなあー、と思いながら、言ったそばから、そういうことができない子どもたち。分かっていないんだなあ、と思う。
娘が、言った。
「ママ、死んでる鳥に向かって、死ねって言った。それ、嫌だった。」
はあ?何のことやらさっぱりわからなかった私は、「どういうことよぉ?」と娘に聞き返す。すると。「から揚げが熱かったの。そしたら、『アツッ!死ね』って。から揚げになってるんだから、鶏、死んでるでしょ?」
はい・・・。確かに。
「何が嫌だったの?あなたも、そのから揚げ食べたんでしょ?『私のために命を落とした鶏さん、ごめんなさい。あなたの命、いただきます』とは思わなかったでしょ。」私が言うと、「その通り」といった感じで笑う娘。
「だけど、『死ね』って言うのが嫌だった。」
だよねー。「死ね」という言葉が、「ウザイ」や「ダサい」みたいな言葉と同じではないことがわかったでしょ。「死ね」という言葉は、どんな場合でも使わない言葉。自分に対して言われてなくても、嫌でしょ。もしも、自分に向かって言われたら、どう?
「死ね」という言葉が嫌だったら、お友達にそう伝えなさい。から揚げに向かって言ったとしても、それは嫌な気分になるよ、って。笑い話でいいんだよ。それが、嫌な言葉だということを伝えることが大事。
そう。伝えないと「気がつかない」、それが子ども。
「怒る」でも、「教える」でもない。人と人として、大人が「伝え」て、一緒に「考える」んです。と思うなあー、私は。大人が大人としてやるべきことって、たくさんあると思う。親として、ではない。同じ人間、大人として。悲しいことは、悲しいと泣きませんか。
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