NHK教育テレビ、モリゾー・キッコロ森へ行こうよが面白かった。
木の葉や竹で笛を作って森の音楽会を楽しんだ。
コテツも父さんも吸い寄せられるように見入ってしまった。

で、さっそく黄瀬川の河川敷へ竹を取りに出発。

竹といっても「篠竹」で直径1~2cmくらいの太さ。

(1)ノコギリで節を跨いで、適当な長さに切り、
(2)一方の断面にナタで縦に、適当な長さの切り込みを入れる。
製作工程はたったこれだけ。コテツにナタを持たせるのは初めて。手元が危なっかしいが何事も経験、少しぐらいは怪我をして痛い思いをすると使い方も覚える。

笛の長さ、切り込みの長さをいろいろ変えてみる。

吹くと同時に、右手の親指と人差し指2本で音の出る位置を見当つけて軽く押さえてやる。吹いた息が切り込みの隙間から外へ出ていくとき、竹を振動させて音が出る。押さえる位置を変えてやると音程が高くなったり、低くなったり(ギターのフレットを押さえるようなつもり) 長い笛は低音色でブ~ブ~、短い笛は高音でプープー。テレビゲームのない頃の子供は自然の中で遊びながら五感を養い、生活の智慧を身につけた。
バアバが夜、尋常小学校で習ったという修身の話を聞かせてくれた。
~笛の名人用光(もちみつ)は、
船旅の途中、海賊に襲われ、
今まさに命を奪われんとするとき、
今生の別れに一曲笛を吹かせてくれと懇願、
面白いことを言う奴、それなら吹いてみろと海賊、
用光は一心不乱に笛を吹く、
その調べのあまりに美しく、
海賊らは心打たれて涙を流し、
ついには何も取らずに引き揚げていく~
鎌倉時代に書かれた十訓抄(じっきんしょう)という説話集の中にあるそうな(バアバ談)
《笛の名人用光は~、の物語を紹介しているサイト》
『小さな資料室』の、国民学校国語教科書「初等科國語三」のページ
木の葉や竹で笛を作って森の音楽会を楽しんだ。
コテツも父さんも吸い寄せられるように見入ってしまった。

で、さっそく黄瀬川の河川敷へ竹を取りに出発。

竹といっても「篠竹」で直径1~2cmくらいの太さ。

(1)ノコギリで節を跨いで、適当な長さに切り、
(2)一方の断面にナタで縦に、適当な長さの切り込みを入れる。
製作工程はたったこれだけ。コテツにナタを持たせるのは初めて。手元が危なっかしいが何事も経験、少しぐらいは怪我をして痛い思いをすると使い方も覚える。

笛の長さ、切り込みの長さをいろいろ変えてみる。

吹くと同時に、右手の親指と人差し指2本で音の出る位置を見当つけて軽く押さえてやる。吹いた息が切り込みの隙間から外へ出ていくとき、竹を振動させて音が出る。押さえる位置を変えてやると音程が高くなったり、低くなったり(ギターのフレットを押さえるようなつもり) 長い笛は低音色でブ~ブ~、短い笛は高音でプープー。テレビゲームのない頃の子供は自然の中で遊びながら五感を養い、生活の智慧を身につけた。
バアバが夜、尋常小学校で習ったという修身の話を聞かせてくれた。
~笛の名人用光(もちみつ)は、
船旅の途中、海賊に襲われ、
今まさに命を奪われんとするとき、
今生の別れに一曲笛を吹かせてくれと懇願、
面白いことを言う奴、それなら吹いてみろと海賊、
用光は一心不乱に笛を吹く、
その調べのあまりに美しく、
海賊らは心打たれて涙を流し、
ついには何も取らずに引き揚げていく~
鎌倉時代に書かれた十訓抄(じっきんしょう)という説話集の中にあるそうな(バアバ談)
《笛の名人用光は~、の物語を紹介しているサイト》
『小さな資料室』の、国民学校国語教科書「初等科國語三」のページ