とらたまくろむうこと的生活

4匹の猫たちのぐうたら生活
時々チャイ(フレブル)

メタボ疑惑(+春子VSラニー博子)

2011年02月14日 | 動物園
爪とぎの上で

気分良く毛づくろいをしているコト


あらそのお腹・・・ヤバくない?

11月20日(2ヶ月半の時)に

ワクチンを打ちに行った時

獣医さんにお腹をポニョポニョされて

「このコは太りやすいかも・・・」と

言われました

まだ子供なのに・・・・・

クロ兄ちゃんのような体型になったら困るなぁ~




天王寺動物園の写真

<今日はアジアゾウの春子さんと博子さんです>

2月1日に行った時はちょうどおやつタイム(13;00~)でした


春子さん、おやつタイムをわかっていて

ずっと飼育員さんが出てくる方向を向いてソワソワと待っていました


午後1時からという放送がありましたが 少し過ぎてから始まりました。


さあ!待望のおやつタイムです

飼育員さんがきれいに掃除をして下さり


春子さんは待ちに待ったおやつの草をもらいます


柵で区切られた向こう側にラニー博子さんがいるのですが


春子さん(推定62歳)とラニー博子さん(推定41歳)の

仲が悪いというのは有名な話で・・・



奥に見えていたラニー博子さんはこちらです↓



1950年(私の生まれる前です)に 


天王寺動物園に来た子象の「春子」「ユリ子」は

大の人気者となり

同年代の2頭は仲良く暮らしていましたが・・・・・



20年後の

1970年に1歳のニューヒロイン「ラニー博子」が来園

大人の春子、ユリ子に

幼い博子が加わって3頭で同居することに




野生のゾウは

最年長のメスをリーダーとして群れで暮らす習性があって

群れをなす動物には重要な

上下関係を誇示するため 



当時幼なかったラニー博子に

体当たりしたり、鼻で頭を押さえたり・・・と

やりたい放題 

春子、ユリ子から「新入りへの洗礼」を受けたという



それを<イジメ>と感じたラニー博子は

その屈辱を心に刻み続けていた

     


     


     



そして10年後、成長した博子が爆発するのです


ある日のこと・・・



ユリ子が堀に転落 犯人は博子

後ろから堀に突き落としたのです

     

     

     

飼育員が徹夜で引き上げ救出



ついに博子は復讐を始めたのです

ユリ子は数年後に老衰で亡くなり


現在は春子おばあちゃんと博子の1対1で

日々衝突を繰り返しているのです



先日も博子が春子の鼻を引っ張り込んで踏みつけ

鼻中隔の骨が砕けて血まみれになり

ブランブランになったといいます


野生では生きていけないだろうけど

飼育係が口に食べ物を持っていってちゃんとお世話ができるので

食欲もあって元気元気


人間でいえば「胸ぐらのつかみ合い」ですね



ゾウ舎に戻ってからも

自分の糞を鼻でつかんで投げ合うという

女の戦いが日々繰り広げられているそうなんです



現在62歳(人間でいえば90歳)

白内障になって体力も衰えているはずの春子ばあちゃんの長寿とパワーの源は

ライバルへの闘争心なのです


以上 先日(2/3)ビーバップハイヒールという番組での(関西ローカルかな?)

天王寺動物園園長の 長瀬健二郎先生のお話でした


容赦のない博子の攻撃にもひるまない春子おばあちゃん

90歳になってもあんたには負けへんでぇ~


アジアゾウ