とらたまくろむうこと的生活

4匹の猫たちのぐうたら生活
時々チャイ(フレブル)

大阪城天守閣

2017年06月21日 | 風景
長引いていた風邪が治るのと同時に
「しんどいしんどい病」が少しマシになってきた気がします。

睡眠のリズムが崩れて
やたら眠くて変な時間に眠ってしまい
目が覚めたら「ボーーーッ」だったのが


このところ
早寝(でもなく普通だけど)早起きのパターンになってます。

いつまで続くか怪しいところですが。。。

パソコンを見ると「まぶたが落ちてくる」状態だったため
ご無沙汰ばかりしておりました


で、そんなこんなでグダグダしていたのですが

昨日(19日)になおさんが大阪に出てこられたので
大阪城を案内することに


ちょうど体調が良くなりつつあるときでよかった~
というか
約束があるからシャキッとしたのかも。。。




雨を心配したけど空梅雨で雨が降らず

ちょっと暑かったけど
足元を気にしなくてよくラッキーでした




天満橋から歩いて「大手門」から入るルートが一番近いのです。

聞こえてくるのは
中国語、韓国語。。。に混じって時々英語、タイ語

日本人は私らだけかな?って思うほど


タクシーの運転手さんによると
平日はほぼ外国人観光客で休日には日本人も混じるらしい



普段
お城の外や中を自転車でウロウロしていますが
天守閣に登ることがないので。。。久しぶりです。







写真右側の木が生えている方の石↓が「大手見付石」29畳敷(城内第4位の大きさ)

その左側↑が「大手二番石」23畳敷(城内第5位)



この写真では↓左側が「大手見付石」 その右側、切れてますが「大手三番石」22畳敷(城内第8位)


ひとつの石を割って(スライスして開いて)あるんだそうです。
当時は
現代のような機械もないのに
どうやって割って表面を平らにしたんでしょうね

こんなに大きな石たち
採石地は小豆島と推定されているそうです。


多門櫓(この写真は、別の日に私ひとりで行った時のものです)




英語ができるボランティアガイドの方たちが
無料で大阪の歴史や文化について案内、解説してくださいます








桜門枡形の巨石これは「蛸石」と呼ばれる城内第1の巨石で表面は36畳敷重量108トンと推定される

左下の方に酸化第2鉄による茶色い蛸の頭ようなシミがあるために名付けられたらしい。


こちらは
小さめの石がパッチワークのように積み重ねられていて
何だか可愛いね~昔の石工さんたちの技術が素晴らしい



さて
ここで問題???

「大坂城を建てたの誰だ?」「大工さん~」というのは子供のころによくやりましたね。

大工さんではありません。

石山本願寺があったこの地に
豊臣秀吉が大坂城を築いたが、大坂夏の陣で徳川氏から攻撃を受け
豊臣氏の滅亡とともに消失。

徳川政権は豊臣氏が築造した縄張りに盛り土をして埋めてしまい
(埋め殺しというらしい)
豊臣氏の影響力と記憶を払拭するように再建したのです。

今のお城の地下から豊臣時代の石垣がみつかっています。

なので
今の大阪城は、江戸時代に徳川氏が再建した「徳川大坂城」なんだそうです。

ただし、天守閣は
昭和3年~6年にかけて、市民の寄付(現在の700億円相当)により
再建されたもので

鉄筋コンクリート造なので
お城の形をしたビルディングみたいです

内部は
冷暖房エレベーター完備の博物館となっています

普段、超超運動不足の私ですが
エレベーターを使わず、頑張って階段を上り下り

めったにないことに歩数計、一万歩を超えました



晴れているのに
残念ながら天守から見える景色はもやってましたが。。。

赤い矢印は「あべのハルカス」



お堀に浮かぶ御座船






暑かったけど、けっこう涼しい風も吹いたので楽しかったです


今度は
涼しくなったら、なおさんに姫路城を案内してもらう約束になってます


<国特別史跡 大坂城跡>



<大阪城天守閣>