娘夫婦が婿の実家、鹿児島に帰省していて
「熊襲亭」に正調さつま料理というものを
食べにいったからと、珍しい「酒ずし」と
「地酒」を送ってくれました。
熊襲亭←こちら
「地酒」というのは鹿児島独特のお酒で
みりんよりはサラッとしていますが、とても甘い
日本酒という感じです。
飲むのではなく、お料理に使うみたいです。
コース料理の中のごはんに、この地酒を使った酒ずしが
ついていますが、持ち帰り用(確か1,500円と言ってた)
を送ってくれたものです。
ご飯の間に<エビ、イカ、椎茸、竹の子、卵、ふき、三つ葉>
などがたっぷり入っていて、上に生の鯛が2切れと木の芽が
乗っています。
お酢のかわりに地酒を使っているのですが、ご飯が
ビチャビチャになるほど、お酒に漬かっています。
食べる時には更にお酒をかけて食べるのです。
お茶漬けならぬ、お酒漬け状態ですね。
酒ずしには400年の歴史があるそうで、
島津の殿様の宴で残った山海のごちそうを
飲み残しの酒と一緒に壷に入れておいたら
翌朝発酵してよい香りをただよわせていた・・・。
というのが由来です。
珍しいもの好きの私は嬉しかったし、おいしかった
けど、全くお酒の飲めない娘夫婦は食べられなかった
そうです。娘はがんばって少し食べたけど
顔が真っ赤になってしんどくなったみたい。
お酒の弱い人にはちょっと無理なお寿司ですね。
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