『スナネズミは必要以上に触られたり、抱かれたりするのを好みません。
馴れれば人間の手からエサを食べるようにはなりますが、自ら遊びに誘う事はしません。愛玩動物というより、その生態を観賞して楽しむのが目的と考えた方がいいでしょう。以上の理由から小学校低学年以下のお子様のペットにはあまりお勧めできません。高学年以上になり、スナネズミの特質を理解できるようになれば飼育も可能と思われます。』
(http://www.pimoshu-club.co.jp/small/sunaQ_A.html#topより)
まあ、大人が飼うのだから問題ないとおもっていました。
6月2日深夜。
店長は大塚のバンダナ王子(←今決めた)KD君の歓迎会とかで、池袋で飲んで帰ってきました。哲さんとKD君は家が遠いので拙宅にお泊めすることになっていました。それはいいけれど、カサカサポリポリいうネズミの横で嫌じゃないかなぁ・・・と心配していました。
宅に到着した哲さん、バッグを放り出し、第一声
「ネズミみせてもらいましょうか、ネズミ!」
そこから。
巣箱で眠っていたネズミたちを引っ張り出し、体中を這わせるやら食卓の上にのせるやら床を走り回らせるやら成人男性たちは大ハシャギでネズミはもみくちゃ。哲さん、ネズミを袖の中にいれて恍惚の表情をするのはちょっとドウカと。
・・・酔っているとはいえ・・・・
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小学校低学年以下のお子様だーーーー!
翌々日の月曜日、おでん屋の休日。
店長が起きると着替えももどかしくスナネズミをケージから出したので、新聞紙を引いてテーブルの上に乗せてみた。私は、この高さを飛び降りれるかどうかみたかった。シロは予想通り降りることは出来なかったが、予想に反してあの脱走魔モモも降りられない。ふ~む・・・飛び上がることはできても飛び降りることはできないんだな・・・猫と同じだ、と観察していたら
店長は新聞紙でトンネルをつくり、穴をあけ、いろいろな遊具を作ってスナネズミたちに夢中になっている。「もっとひろい砂場をつくってあげたら」「ネズミを遊ばせるおもちゃってないのかなー、百均でさがしてみよう!」などなど、まるで娘へのプレゼントに夢中になる父親(笑)。
・・・・ケージに取り付けた滑車を廻すこともしないコイツラに何を期待するのか・・・・
・・・・人間と冷蔵庫の区別もついているか怪しいコイツラに・・・・・
遊び相手にならないペットの最たるものを買ってしまったことを少し反省する今日この頃でした。
そして、週末にお父さんやおじさんたちに遊んでもらった(?)ネズミどもは、それから二日間、ほとんど寝たっきりでした。