2日目 私たちは白河(小峰城、南湖公園)へ来た。
白河は松平定信が治めたことがある城下町だ。
定信が納めていた時、飢饉があり
それでも白河は餓死者を出さなかったらしい。
「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」と
謳われた定信。(田沼とは田沼意次のこと)
その指導力を買われて江戸城に入り寛政の改革を行ったが
あまりのクリーンさゆえ
こんな歌が歌われたようだ。
小峰城が再建されていたが
その石垣は東日本地震で壊れて
ようやく改修工事が終わり
櫓を見物することができた。
途中ボランティアーの方々が
修学旅行の高校生にこの城の案内をしていた。
私たちも一緒になってその話を聞いた。
遠くでウンウンとうなづく私たちを見て
そのボランティアーの方は話に力が入り
ますます長くなっていくように思われた。
高校生は飽きてしまって
あっちをみたりこっちをみたり・・・
うふふふ 面白かった。
ここの桜は遅く、 宇都宮から10日くらい遅れるようだ。
まだ3分咲きだったが
遠くに雪の那須の山々が見え
とてもきれいだった。
そして帰りがけに受付のおじさんから
思いがけなくかわいらしいしおり(手作り)を頂いた。
私たちは東日本大震災を忘れてはならない。
そして復興のため努力している人たちを
忘れてはならないと思った。
そして南湖公園へ
人口 約6万の小さな街白河
だるま市には16万の人々が集まるという。見どころがいっぱい。
ぜひぜひお薦めです。