心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

お墓のこと

2010-02-11 | 日記
雨がシトシト降っている。
週の初めから春のような気温が続いていて、水を汲みに行っても山に登るのは無理だなと
呟きながら、テレビのニュースに目をやると、共同墓の話をしている。
最近、共同墓に人気があるそうだ。
自分の代まではお墓も守ってこられたけど、子どもたちは都会に出て行ってしまい、
先祖の墓を守る為に帰郷して欲しいとは言えない。そこで、
お墓を処分して共同墓に参加するというもの。
私は予てから散骨が良いと思っているけれど、残された家族にとって
お参りする所が無いのも淋しいかなと最近思うようになった。
それでは、私の入る場所についてどうしたものかとふと浮かんだ。
夫は6人兄弟の末っ子だったが、姑は私どもが看病をし、天国へと見送った。
その姑は生前「自分の夫の墓には入らない」と遺言していたので、
兄姉がそれぞれにお金を出し合ってお墓を購入し、私たちが引き継ぐ事になった。
(全国バラバラに住む兄姉たちは、それぞれ自分たちのお墓をその土地に購入いていた)
ところが、夫はその後、家を出て行き、籍が抜けてしまった私はどこへ?
もちろん私はクリスチャンですから「国籍は天国にあり」などと思っており
どこでも構わないけれど、子どもたちは戸惑ううだろうなと気になった。
教会の納骨堂に申し込めば今でも場所は確保できるけど、
そこに決めてしまうとまた、子どもたちに負担を掛けてしまうのではないかと気を揉んでしまう。
教会の納骨堂と祖母の眠るお墓とその内連絡をされるであろう夫の場所。
こんな事を思いつつ水を汲み、韓国ドラマではないけど、散骨が良いなと改めて思った。
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