かぐや姫

たいした記事ではないけれど。

ジングルス

2019-12-04 19:58:38 | 日記

冷たい雨が降る中を買い物。今日の魚は、ブリ。ろくなものがない。今日は会えないお嬢

仕事があるらしい。朝からテンション低めの翁。いやいや卓球の練習に行く。そんなんだから

調子が上がるはずもなし。踏んではいけない足元の球を、けっていたら、丁寧に叱られた。

ひらいなさい。教えられたようにしてたのに。私が法律よなんて顔してる丁寧。わかるけど

その言い方を何とかならない。もっと優しく教えてくれ。丁寧に。むかっ腹の翁。機嫌悪い

ああお嬢だったら、優しく慰めてくれるのに。今日はカラオケに来ないだろう。数日前に

言っていた。お休みするって。代わりにどすとお友達。びせいのおばさんとB型らしきオバサン

気合を込めて、歌う。見ごたえある歌唱有難う。どすが私に頼む。大阪ボレロを歌って。

オバサンたちに受けそうな曲を次々に、歌う。熱海恋しぐれ、弧愁人、城崎恋歌。時間に

なりました。夕凪橋を歌え。うんにゃうたわない。マスターが歌った後は歌えない。

またの機会の歌唱になりました。明日歌えばいい。納得する翁。一人カラオケも辞さず。

雨の暗い道をこわごわ帰る。路側帯が見えない。目の明るさが落ちてきた。目を凝らして

走る。ネットでお茶を頼んだ。玄関先まで、運んでくれる。助かる。宅急便のお兄ちゃん

腰を心配してあげる。最近は年賀状もネットで頼む。名前なんぞ間違えないように

細心の注意を払って、注文する。来年も来てね。鬼のようなお嬢が笑う。角があっても

やさしいお嬢。来年は活躍しますと約束する禿げネズミ。ひそかに練習するクリスマス

キャロル。クリスマス・イブ。オバサンたちをびっくりさせる。でも一番聴かせたいのは

お嬢。でもそんな歌聞いたことがない。世間に疎いお嬢。あのCMソングを知らないのか。

やっぱり物がいい。過去の精霊を見せる。お嬢がまだ幼き頃。故郷は豊かな自然。

初恋の人との語らい。暖かい家族との暮らし。心洗われるお嬢。続いて現代の精霊。

クリスマスパーティをしましょう。景品は全部私のものよ。たらふく飲むお嬢。独り占め。

未来の精霊。ブタのように太って、皺くちゃの婆が、鏡の中にいる。クリスマス・イブが明けて

お嬢は決心する。節制しなくちゃ。皆に幸を与えなくちゃ。いい子になろう。ぶりっ子の

お嬢。今晩のおかずは何?ぶり。なんちゃって。生まれ変わった私を見て。ほほう。

クリスマスの欲しいものを言ってみい。車が欲しい。まだ物欲が残ってる。名前は

マツダ・キャロル。ペットボトルのお茶より少ない、360㏄よ。ひかえめです。しかし

あなたは免許を持ってない。しかも太ってしまって、運転席に入れない。運転はあなたよ。

さあ出発。mrジングルスに会いに行く。永遠の若さをもらうの。竹とりの翁はみどり。

そして参った。お嬢に告げる。グリーン参る。長生きは、できるけどいいのかい?

私はいなくなるよ。あなたも噛んでもらいなさい。私も噛んでほしい。良いよ。猫が言う。

いの一番に噛んでもらったネコは、ネズミを食い殺す。( ̄∇ ̄;)ハッハッハこれで私の天下だ。

ばかじゃないか。おまえは。長生きのえさを食ってどうする。それから猫はひもじい思いを

しながら、何年も生きたそうな。ジングルベル。ジングルベル。ジングルス。鈴が鳴る。

白の鈴が、何時までも鳴り響く。クリスマス・キャロルとグリーンマイルでした。