正月気分で、年越しそばをがんすとともに、食ってしまった。エビのてんぷらもあったが
明日に我慢。やっぱりぶり。師走は、ブリがおいしい。レジはアヒルぐち。せっかくの
唇がマスクで見えない。残念なことをした。昼からカラオケに行く。今年は今日で最後。
ほぼ満席な店内。ママが席を示してくれた。来るかなお嬢。盛り上がる店内。わりかし若い。
といってもほかの店よりはってこと。ビールを飲む客が多い。まるで昼間のスナック。
ノリはいい。1000円歌い放題。珈琲付き。しかしあまりに客が多いので、4曲しか
歌えなかった。駐車代もかかる。だからあんまり他店と変わらない。がママが若い。しかも
プロ歌手。ディエットをお願いしようと思ったが、そんな雰囲気でない。コーラのお替りした。
つまり珈琲とコーラ、昆布茶。カラオケ4曲。得したかな。お土産付き。ケーキもついて、
1000円。安いでしょう。しかもダンス付き。抱きつかれて、困る竹取の翁。お婆さんに
抱きつかれて、チークダンス。お嬢なら喜んでだが、これは困る。ほうづりまでされた。
だけども、慣れてる翁は、動ぜず相手してあげた。まるでホストだな。翁ホスト。
男前らしい。自分じゃ思わないが、何人かのおばばに言われたことがある。多分顔が
小さいからわか見せする。おばばにもてた一日だった。お嬢は見ていて、うんざり。
機嫌を損ねたらしい。踊りをお嬢まで迫ったからだ。誰にでも、抱きつくおばば。
酒癖が悪い。心優しき翁は、そのおばばの悲しい願望をかなえてあげた。きっと
地獄に落ちても、お釈迦様にクモの糸を垂らしてもらえる。しかし翁はお嬢の
視線にたじろぎ、手を離してしまう。かえっておばばに呪われる竹取の翁。
カウンターに滴った水で、す・きと書いて、お嬢に見せる。すかさずはさみで
小指の赤い糸を切る。翁は奈落の底に落ちるのであった。下にはばばが待っていて
踊って暮らしたそうな。地獄。この世の地獄。ここは地獄なんだけど。翁のつぶやきが
気泡となって、ぶつぶつ湧くそうな。別府温泉。お嬢いかないか?ごじょうだんを。