ブリとがんすのつまらない買い物。今日のレジ係は、あご。顎がない。ふしぎなかお。
何か世話しない。年末だから仕方ない。数の子が並ぶ。何時ものようにざるそば。
カラオケ喫茶巡りも飽きてきたが、一番楽しそうな、市内のカラオケ喫茶をたづねる。
市内だから、飲み屋街だから、きっときれいなネイちゃんが来るだろう。いやいやいや。
60年前のネイちゃんが2たり。50年前が1とり。ママもいず、お手伝いさん。かなり年配。
何時まで経っても、注文を聞かない。黙っていたら、コーヒーが出てきた。熱くて飲めない。
憎めない顔とボディ。円い人柄。チョット鈍いかな。歌はうまかった。若くはない。
なんと3:30分ごろお嬢登場。俄然活気を帯びる喫茶店。ビールを飲んでる男性客の隣に
座る。喜んだのは、その男性。張り切って、五木ひろしを歌う。もちろん翁も喜んだ。
色気むんむんのお嬢が歌う。枯れたばばたちが帰る。ママ代行含めて、4人になる。さらに
ビールが帰る。ママ代行。おじょう。おきな。盛り上がりは、最高潮。閉店の5:00になる。
女同士の話に花咲くカラオケ喫茶。寂しく店を後にする竹取の翁。冷たい雨が降る。
肩を冷たい雨が降りかかる。駐車場で、やるせなくたばこを吸って、暖機運転してたら
お嬢が出てきた。お送りしましょか?。タクシー代わりの翁。ああそこ。とめて
いつも忙しい女。ありがとうも言わずに走り去る。残された翁はお家に帰る。
この気持ちどうしてくれる。女に逃げられた男の気持ち。おきな歌上手になったよ。
何か哀愁を帯びている。歌は経験を反映する。小学生には歌えない。お嬢おまえも
色気をぶっこみすぎじゃないか?。殿方を喜ばすのが好きなの。でもなぜか女性にも
人気がある。ネコみたいなやつ。バックができない。どこにでも顔を突っ込む。
さかなが大好き。私で、我慢してください。手をあげる白。頬を抓ってみた。ほほう。
神経がないらしい。頭をかいて、平気らしい。あいた。おかしいわね。急に頬が痛い。
あれ、耳を引っ張るやつがいる。冬の牡丹灯籠。でもおかしい。私は女。好かれている?
竹取の翁が、夢で訪ねてくる。手には杉玉。おじょうお・き・な。杉玉で、背中をながして
あげる。やりすぎ。背中がひりひりする。蒲油つけたら?曲がってるぜ背中?猫背です。