今日は今日とて、いいことがない。買い物は普通。埴輪にあたる。
いい魚がないので、イワシの干物。帰ってきてそばを食う。いたって普通。
びくびくしながらカラオケ喫茶。なかなかの盛況。顔見知りの女にも
挨拶した。なかなか回らない歌の順番。いや普通。そこにお嬢降臨。
お友達と現れた。俄然状況が変わる。一変するカラオケ喫茶。
そこにプロが現れる。困ったほうに状況が変わる。なんとお嬢に
モーションをかける。べたべた触るプロ。後ろから見てる翁は
たまらない。お嬢と歌うはずの二人の大阪。歌いだす。翁切れる。
席を立って帰る。半べそだ。あんなジジイに負けるなんて。
悔しさと、怒りがこみ上げる。何のプロかわからない。舌を巻く
翁。敗北感を胸に帰りつく。盛況だったよ。デモもひとつのらない。
家内に報告。慰めてもらう。明日はきっといいことあるから。
ふう頭が熱い。気が付いた。ガマガエルのお尻が意外に小さい。
どらうさぎのお尻が意外に大きい。そしてお嬢は太っている。
コロコロと転がっているだろう今頃は。うーん悔しい。
哀のブルース。で決めたはず。心もつかんだはずだった。
ああもう書けない。ゆでだこの翁。アラ夕飯のおかずができた。
ビールを飲んで忘れたい。苦い思いよ。泡と消える恋よ。
いいモーン。違う女を探す。たこ足で釣り糸を垂らす。
んなんか焦げ臭い。焦げてしまった。たこ足配線いけません。
八方美人に見える発泡酒。家内が次の恋人だ。つけまつげするな。
目に悪い。アイコンタクトしないと。のぞき込むな気持ちの悪い。
鼻毛が出てる。鼻の下も伸びてるよ。恋はもうもく。惚れ直す爺でした。