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リチャード三世 東京芸術劇場

2017-10-28 22:10:42 | 佐々木蔵之介さん
リチャードさんの感想はまた書きますねと載せておいてやっと感想を書くことに。

蔵之介さんがリチャード三世をやると聞いてさっそく読んだんですよ。

それは岩波文庫の木下順二さんの翻訳ではなかったのですが。

マクベスに比べて登場人物が多いのと、同じ名前の人が出てきて誰が誰でしたっけ?となりました。

なんせヘンリー、エドワードで何世なの?

バッキンガムって宮殿じゃなかったの~~と。

薔薇戦争も学生時代の世界史サラッとしかやってなかったのがダメだったのか~~。

そんな感じで読んでもまだもう一つわからないままの観劇。

幕が上がったらいきなりですよ。

野球で言うならばプレイボールと号令かかって第一球投げていきなりバックスクリーンにホームラン打たれてノックアウト。

ボクシングならゴングが鳴ってファイト!でいきなりパンチくらってノックアウト。

今まで観たことない衝撃でした。

舞台装置もだし出演者の衣装、メークもこれってシェイクスピアなのかと。

一人、一人の衣装が素敵で特に王妃たちの衣装はホォ~~ってため息でました。

セリフはシェイクスピア。

一人の清々しいほどに超ワルな男の生き様なんだなあとすんなりと入ってくるのでリチャード三世の話が頭に入ってなくてもこれは大丈夫かもと。

超ワルな蔵之介さんのリチャードは素敵でした。

キケンだとわかっていても引き寄せられるほどに。

毎回舞台で絵に描くより彫刻にしてほしい蔵之介さんご自身の身体。

今回も鍛えてますね。^^

そしてお人形のように愛らしい王子たち。

ドラマでは蔵之介さん父親役が多いのでお子様たちとの共演は観ますが、舞台でのお子様たちと一緒に父親としてではない芝居をしているのがとても新鮮でした。

舞台を観てから日にちは経っていますがまだリチャードのパンチは結構効いてます。

こんなスゴイものを見せられたら蔵之介さん次はどうされるんだろう?

リチャード三世のの蔵之介さんの登山はエベレスト級でした。


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