「あの大鴉さえも」を観るためABCホールに行ってきました。
小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さんのお三人。
小林聡美さんは映画「かもめ食堂」「プール」「めがね」などで拝見して好きな俳優さんです。
片桐はいりさんは「もぎりよ今夜もありがとう」が面白く読ませていただき、その中で舞台のことを出来立ての料理にたとえてらっしゃったのが印象に残っています。
藤田桃子さんはすいません、このお芝居があると知るまで存じ上げませんでしたが、俳優さんというくくりではなく、パフォーマーでいらっしゃったのですね。
舞台はシンプルな白い壁と机の上のチェスボードが置いてあるだけ。
なにが始まるのかとワクワク。
小林聡美さんが登場。
初めて観る小林さんはとても華奢な感じで「転校生」という映画を初めて観た時からあまり変わってらっしゃらないなあと。
そして小林さんチェスを指し始めます。
はいりさん、桃子さん登場します。
3人の役に名前はないようです。
3人は女性ですが男性3人という設定でとてつもなく大きなガラスを運びます。
舞台のセットは壁と机とチェスボードだけなのでそのガラスというのは3人の動きで表現されるのですが質感や重さをあるようにみせるというのが難しそうだなあと。
ガラスを運ぶ仕事を頼まれた男性(小林さん、片桐さん、藤田さん)3人。
観ているとリーダー役が小林さんで、はいりさんは荒っぽい役、藤田さんは理屈っぽい役でこの2人は反目しあっています。
必ずしも仲良しではなく、何のために、何処へ運ぶのかわからぬまま進んでいくストーリー。
依頼主の家を訪ねるために調べに出かけるリーダー。
そしてリーダーがその場を離れた間の2人のやり取り。
藤田さんの指先からつま先までピンと伸びている動きがきれいで、はいりさんは実際に拝見すると背が高くて手足が長いので動くと非常に存在感がありました。
自分たちの動きをチェスボードにたとえているのか?
ここでチェスが重要な役割があるようなのですが、チェスというものに普段接していない私にはちょっとついて行けないところもありました。
運んでいる時間が観ている私たちには長い時間に思えたのですが、3人には重たいものを運んでいる間の束の間の休憩時間でのやり取りだったのだと観ているものと実際に動いてるものとでは感覚の違いがあるのだなあと。
この「あの大鴉さえも」が初演されたのが1980年であったとはもう30年以上も前に書かれたものなのに全然古い感じがしなかったです。
いろんなものをそぎ落としているようなシンプルな舞台でした。
それだけ3人の呼吸を合わせることや動きが大事な感じがして終わった後のお3人の笑顔を見ると良いメンバーだったのだなあと思いました。
カーテンコールのとき小林さん、はいりさん、藤田さん、演出の小野寺さん、脚本を書かれた竹内さんも舞台に登場されてとてもいい雰囲気の千秋楽でした。
またこのメンバーで何か公演されるときにはぜひ拝見したいです。
小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さんのお三人。
小林聡美さんは映画「かもめ食堂」「プール」「めがね」などで拝見して好きな俳優さんです。
片桐はいりさんは「もぎりよ今夜もありがとう」が面白く読ませていただき、その中で舞台のことを出来立ての料理にたとえてらっしゃったのが印象に残っています。
藤田桃子さんはすいません、このお芝居があると知るまで存じ上げませんでしたが、俳優さんというくくりではなく、パフォーマーでいらっしゃったのですね。
舞台はシンプルな白い壁と机の上のチェスボードが置いてあるだけ。
なにが始まるのかとワクワク。
小林聡美さんが登場。
初めて観る小林さんはとても華奢な感じで「転校生」という映画を初めて観た時からあまり変わってらっしゃらないなあと。
そして小林さんチェスを指し始めます。
はいりさん、桃子さん登場します。
3人の役に名前はないようです。
3人は女性ですが男性3人という設定でとてつもなく大きなガラスを運びます。
舞台のセットは壁と机とチェスボードだけなのでそのガラスというのは3人の動きで表現されるのですが質感や重さをあるようにみせるというのが難しそうだなあと。
ガラスを運ぶ仕事を頼まれた男性(小林さん、片桐さん、藤田さん)3人。
観ているとリーダー役が小林さんで、はいりさんは荒っぽい役、藤田さんは理屈っぽい役でこの2人は反目しあっています。
必ずしも仲良しではなく、何のために、何処へ運ぶのかわからぬまま進んでいくストーリー。
依頼主の家を訪ねるために調べに出かけるリーダー。
そしてリーダーがその場を離れた間の2人のやり取り。
藤田さんの指先からつま先までピンと伸びている動きがきれいで、はいりさんは実際に拝見すると背が高くて手足が長いので動くと非常に存在感がありました。
自分たちの動きをチェスボードにたとえているのか?
ここでチェスが重要な役割があるようなのですが、チェスというものに普段接していない私にはちょっとついて行けないところもありました。
運んでいる時間が観ている私たちには長い時間に思えたのですが、3人には重たいものを運んでいる間の束の間の休憩時間でのやり取りだったのだと観ているものと実際に動いてるものとでは感覚の違いがあるのだなあと。
この「あの大鴉さえも」が初演されたのが1980年であったとはもう30年以上も前に書かれたものなのに全然古い感じがしなかったです。
いろんなものをそぎ落としているようなシンプルな舞台でした。
それだけ3人の呼吸を合わせることや動きが大事な感じがして終わった後のお3人の笑顔を見ると良いメンバーだったのだなあと思いました。
カーテンコールのとき小林さん、はいりさん、藤田さん、演出の小野寺さん、脚本を書かれた竹内さんも舞台に登場されてとてもいい雰囲気の千秋楽でした。
またこのメンバーで何か公演されるときにはぜひ拝見したいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます