オズはじまりの戦い

日本の俳優さんで好きなのはもちろん蔵之介さんなのですが、海外の俳優さんで好きなのはハリソン・フォード（これはハンソロ船長の時からのファンなので別格）最近はワトソン役のマーティ・フリーマンだったのですが、そこに入りそうなのだジェイムズ・フランコ。

彼の主演のオズはじまりの戦い。

恥ずかしながら私はもういい年なのですが、「オズの魔法使い」を読んでないのです。

なぜ読まなかったのかといいますと、学生の時に演劇部が文化祭で「オズの魔法使い」を上演したのを観てもう本読まなくてもいいかなと思ってしまったのです。

アニメでもオズの魔法使いはやっていたし、結局読まずにここまで来てしまいました。

映画を観てあ～～これは「オズの魔法使い」を読んでから観た方が良かったとちょっと後悔いたしました。

人間の世界でサーカスの奇術師だったオズ、カンザスの善人だけど貧しい暮らしの人間のままで終わるのがイヤだと田舎を飛び出して偉大な人間になりたいというオズ。

偉大なる魔法使いオズが全然偉大じゃなくて、その反対の人間だったのにエメラルドの国の王になったかというストーリーなのですが原作のオズってイケメンでなかったような気がするのですが。

女性にモテモテだったせいで自分で災いをおこしたようなプロローグから始まって、魔法の国に行くまでの映像が素晴らしかったです。

魔法の国だから人間が演じることができない登場人物はすべてＣＧだと思うのですが全く違和感なくここまで技術がすごいのかと、やっぱりハリウッドは凄いなあと思っちゃいます。

オズが予言でエメラルドの都をおさめるためには、悪い魔女がいて魔女を退治しなくちゃいけないと都の皆からお願いされるのですが、ダメダメ人間のオズは逃げ出しそうになります。

周りから求められる魔力なんて人間のオズはないわけで、それでも一緒に冒険する仲間に励まされて、魔女と互角に戦える魔力はないけれど別の角度から見れば自分でもできることがあるかもと立ち上がるのです。

戦闘シーンがディズニーらしくファンタジーで素敵でした。

はじまりというのでまだ続きがあるのだと思います。

ホビットも３部作だったので３部作になるのかもしれませんね。