こんなことがありました*^^*
百貨店の婦人服売り場で、オレンジと茶色のタータンチェックのコートがあって、珍しくて見ていました。
89000円もするし、どのみち見てただけなので去ろうとすると、店員のおば様が
「着るだけでもいいから、着てご覧なさい」と誘いました。「着てみるだけでいいから。さぁ」と言い、
それで着てみました。私がタグを見て素材を確認して(ウール100%だった)「毛」と言うと「ゲ」と聞き違えたようで
「高いわよね~」と同調してみせました。それとも私が「ケッ」と言ったと思ったのでしょうか。
そして、私が着ているべロアの羽織を、どこで買ったのか訊かれました。
「中古屋さんで」「え?中古屋って、〇×マートとか?」「うんそういう中古屋」「いくらした?」
「他のはもっと安いのに、これは高くて千円もした>< 」と答えました。「千円?! 千円じゃ、買えないわよこれ
とても素敵よ この袖といい すごくいいわ」 それが訊きたくて、絶対買わないコートを無駄に試着させたのか…?
「ブランド品?なんてメーカー?」しらん「ノーブランド?」「”ノーブランド”」
かなり念入りに訊かれました。私にとっては、千円でも高いのですが、おば様にとっては、
「千円で高いとか、寝言言ってんじゃないわよ」という感じでした。だってここのチェックのコート、89000円でしたから。
「中に着ている赤い服ともどんぴしゃよ。これはどこで買ったの?」ゆ、ユニクロの季節外れワゴンの中に入ってたやつだけど
その店員さんがえらい買い被ってるから、空気に呑まれて「む、無印で」と 格上げして言ってしまいました。
ユニクロと言うと、彼女に泥を塗るかも知れないから。「無印?! いいわよ~ すごく素敵よ」と言ってくれました。