私は赤や黄色、オレンジ、茶色などの暖色が好きで、青は特に好きではなかったのですが、
最近青が好きになりました。
お座敷の縁側近くにピアノを置いているのですが、家が改築中で縁側の雪見障子の所に
ブルーシートを垂らしていて、その真横でピアノを弾いています。
すると、これが意外と、いいのです。 関連:中間の空間
集中できるし(青は集中させる効果がある色とされている)、なんだかとてもいい。
それを機に、青が好きになりました。
探していないものを発見することをセレンディピティ: serendipityと言う。
セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。 また何かを探しているときに、探しているものとは別の、価値があるものを偶然見つけること。
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それが欲しくてわざわざ手に入れたのに、それは自分にとって良くはなくて
全然狙っていなかったものが、自分にとって最良であったという体験もしばしばあります。
欲しくてたまらなくて苦労して手に入れた物が全然役に立たなくて、
思い入れがなくてなんか手近にある物が役に立つ優れものになることがあります。
そういう側面からは、「自己決定」は高が知れていてあてにならないと思うようになりました。
「自己決定権」
レヴィ=ストロースの本を読んでいると、そういう思索とも通じていました。
controlの傲慢さという感覚を、文化人類学者が論文にしていました。
controlによらない成功例をたくさん集めて、世の中で賢げな顔して幅を利かせている
control主義のcounterexampleを出し続けたい気持ちの説明を与えてもらったように感じています。