太郎ちゃんのことが心配。ちゃんと休養しているかな。
真面目な太郎ちゃんがうつ病にならないか、心配。
(参照:【動画生中継】れいわ新選組 記者会見 大西つねき氏の処分について 2020年7月16日)
大西つねき除籍事件をうけて、思うこと。
太郎ちゃんの対応は、立党の精神に忠実であり真摯なものである。
もしこの発言が許されるならば、船後靖彦議員と木村英子議員が離党することも考えられる。
2019年7月21日の参院選にて。重度障がい者の国会議員が誕生した。
公党になり1年経った2020年7月21日の発信記事より
「多様性を認める社会、誰をも排除しない社会を目指すのならば党内でそれを体現せよ」
という支持者からの批判は、次元の違うことを一緒くたにした混同である。
政党というのは政策をかかげてそれを実行しようとする政治団体。党の原則的な考え、
方向性は共通していないといけない。バラバラならば、政党として集まる意味はない。
政党は、その党ならではの基本的な信条に則って、政策を実行しようとする団体である。
その中で、根本的な考えが異なるというのであれば、政党の意味はなくなる。
よって「党内の多様性から体現せよ」というのは、次元違いのことを混同したものである。
長い運動の歴史のある共産党や社民党と違い、ポピュリズムで急速に支持者を集めたつけが
もう来たと感じた。山本太郎氏は、選挙戦において、眠っている無党派層の広大な票田を
掘り起こそうとしていた。投票しない層の票田を狙っていた。
その際、票の質などに構ってはいられない。そのつけが、早速来たと感じる。
(関連:山本太郎は一番大きな俳優仕事をしている)
歴史のある共産党や社民党の支持者たちは、互いに共通した一定のコモンセンスをもっている。
れいわ支持者は鴨獲り権兵衛式で急速についてきた人達であり、このコモンセンスを共有
しておらず、大西つねき事件においてそれがあからさまな形で噴出、露呈した。
目も当てられないような低劣な意見がれいわ支持者たちから飛び交った。
(個人的には、真っ先に選別される人達を背後にして、つねき発言に抗議しその職務をまっとう
している木村英子議員に対して「謙虚さが足りない」という意見がその最たるものであった。
私が障害者雇用で入社したブリヂストンで、CSR推進課長澤田裕介氏と障害者就労「支援」センター員
から向けられた「雇ってもらっているという意識をもって欲しい」という言葉を思い出した)
ポピュリズムで集めた支持者は、去って行くのも速い。
その点、共産党や社民党の支持層は格違いに土壌がしっかりしたものである。
ただし、今回の事件をうけて支持者が離れるならば、それは歓迎すべきことかも知れない。
コモンセンスを共有しない支持層が離れて行くのは早い方がいいと私は考える。
今回の「命の選別」発言のような事件も、深い思慮が追いつかないまま急速に候補者を
集めた背景から、遅かれ早かれ起きるはずだったもので、早いうちに来てよかったと思っている。
バタバタと旗揚げしたれいわ党の規約の問題、組織運営の問題に今回
早速直面したのだから、これからそこを整備して固めて行けばいい。
雨降って地固まる
「政界の野良犬」「放送禁止物体」の山本氏は組織が嫌いであろうことを、彼の個性や
言動から読み取る。しかし闘う政党の己の組織作りは、しっかりと整えて臨まねばならない。
政治の闘いの荒波に飛び込んで行くのだから、せめて根城の足場は整備されていなければ
ならない。グラグラした不安定な足場に立って、荒波に乗り込んで行くことは無謀である。
太郎ちゃん、たくさん睡眠をとって、栄養を摂って、ゆっくり養生してください。