昔、魅了された不思議なおばさん(下の方に書いた)は、フジコ・ヘミングに似ていました。
カレーを振る舞ってくれたのですが、それも独特で、メロンが入っていました。
メロンの入ったカレーを食べたのは先にも後にもあの時だけです。
彼女は裕福な人ではなかったから、高級メロンではなくて、安いメロンだと思います。
とても感動して、おいしくて、忘れられない体験となりました。
フジコ・ヘミングの演奏も、聴くだけで、あの時のような体験をさせてくれます。
魔法使いのおばさん
うちでは食事の時には、中央の天井照明で全体を明るくするのではなく
オレンジ色の白熱電球を2つ別々の位置から灯して、あとは窓からの自然光で足るとしています。
窓はたくさんあり、そこからの光があるのにそれを無視してかき消すように照明をつけるのには賛成しません。
晩でも昼と同じように明るくしないといけないとは考えず、薄暗い雰囲気を味わいます。
音楽はクラシックを流し、時には食卓に蝋燭を灯して、ささやかな晩餐を楽しんでいます。
sincerely satisfied..
子どもの友達がうちに遊びに来た時に、おやつの時間に、いつもと同じようにして
食卓に蝋燭を灯すと、とても喜んでいました。そして、連日遊びに来ていました。
裕福でなくても、古い家でも、満ち足りることを 知ってもらえたらいいなと思います。
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蝋燭はなくても自分で作れます。
〈材料〉耐熱ガラス 水 サラダ油(廃油で構わない) 割り箸 綿・麻などの紐(ティッシュでこよりを作っても可能)
モロゾフのプリン容器みたいなぶ厚いグラスに
半分ぐらい水を入れ、その上にサラダ油を入れ、二層にします。
適当な大きさに切った割り箸の割れ目に麻紐などの芯を挟む。この時にセロテープで固定してもよい。=筏を作る。
筏をグラスの上に浮かべ、点火する。
※火事に注意。子どもだけでやらせてはいけません。