都知事選の闘いで、疲れ切った山本太郎さんへの「ゆっくり保養してください」
という思いをこのブログで書いたのですが 全開票終了して
大西つねきさんの動画事件で、保養できない状態になってしまいました。
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【動画生中継】大西つねき氏について れいわ新選組 代表 山本太郎 2020年7月10日
大西つねき氏の動画内での発言について 2020年7月7日 れいわ公式
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――優生思想――
生まれてきてほしい人間の生命と、そうでないものとを区別し、生まれてきてほしくない
人間の生命は生まれないようにしていいとする考え方、生きていてほしい生命とそうでないものを
区別し、生きていてほしくない生命は死なせていいとする考えのこと。
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優生思想とは、特定の目的に耐えうるか 使えるか 役に立つか という判断基準で、
生きさせるか 逝ってもらうか決めることだと認識しています。
命に優先順位をつけて、生きさせるか死なせるか 本人以外の人が
決めるのは優生思想に通じていると私は思うのですが…。
生きてもらう 逝ってもらう と、本人以外の人が駒をさすように
言うことなど、できないと思います。
この話題は、大西つねきさんが「謝罪」をして終わるものではなく、
みんなが静かに考えることであり、私もこの機会に考えます。
れいわ新選組の叩き所を手ぐすね引いて待っていた人達が、この発言を血祭にあげています。
そうやってれいわ新選組を声高に槍玉に上げて攻撃しているメディアや反対勢力に対して
私が思うのは、唐突に、命の大切さ、不可侵を叫び出したということです。
「今まで、命に畏敬の念を向けてきたっけ?」って。
自民党や安倍さんや小池さんや維新を支持している人達、野党叩きをしてきた人達が、
大西氏の発言とれいわ新選組を大声で糾弾しても、それはとってつけた感丸出しです。
かれらが支持する人達は、命に対する畏敬の念や詩性のかけらもなく、これを軽視し蹂躙し
冒涜の限りを尽くしてきたのに急に「命をなんだと思ってるんだ 恐ろしい思想だ」と
大西氏とれいわ新選組を攻撃してみても、あさましいだけです。
なにが、大西氏の発言に至らしめたのかを置き去りにしたまま、氏を槍玉に上げても
なにも見えてこないと思います。
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この機会に、桜井誠さんらの日本第一党に対する思いを書きます。(関連:全開票終了して)
私はかれらを見ていると、愛に飢えた子どもを連想します。自分が大切にされていない
ということです。「どうして僕を、守ってくれないの」と、その子を本来守るべき立場にいる人に
必死で訴えているような。かれを支持する少なくない人達も同じです。
もし、自分が大切に守られているならば、ああいった行動をするでしょうか。
年上の男性に対し達観ぶった物言いですみません。でも、私はかれを見ているとそう見えて、
かれらをヘイトだとか下品だとか知性がないと言うだけでは、問題の核心には触れないと思います。
彼らをああいう行動に至らしめたものは何なのかが一番の核心だと思います。
私も移民受け入れには反対しています。
2020.8.13挿入
「愛情に飢えた子ども」のことで、私は親の育て方・家庭環境のことを言いたいのではなくて、日本社会のことを言ってることを注釈しておきます。日本と言う国と社会に全然大切にされておらず守られていないからだということです。ただ、現在のような殺伐とした日本社会の考え方が家庭環境に波及浸透していくのも、親や祖父母が防波堤にならない限り必然だと考えています。
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貧しくて生活に追われていたら、「役に立たない」人と共生する心の余裕などない状況の
話を家族にしたら、「口減らしの間引きが行われていた時代、被差別では
その率が少なかったというのを読んだことがある」と家族が言いました。
経済的に貧しくてしかも社会的に差別をされる立場でも、仲間同士で支え合う共同体では
間引きがされないという現象があったらしいです。