透明性の高いセロファンを窓に当てると、ステンドグラスのようにカラーの光を室内に注ぎ込みます。
100均のキラキラ折り紙
↑こういうキラキラ折り紙を、私のきょうだいが幼い頃、家の中の柱に貼っていたんです。その様はなんだか
みすぼらしいのですが、理由があってずっとそのままにしていました。なぜなら、窓から差す光でその紙が照らされると
キラキラが室内に投影されて、綺麗だったからです。この紙自体は、ディスコみたいな人工的なギラギラ感がありますが
投影される光は神秘的で美しかったです。改築後は、家の色んなところにそういう仕掛けをして楽しい室内にしようと
思っています。難しいことはできないから、偶然できた時のように、適当に。お金をかけてするのではなく、どこにでもあるもので。
子どもも、そういうのに反応をみせます。
散歩中に、波板で作られた年季の入った農具小屋を通り、私が足を止めて「可愛い」と言ったら
子どもは、「なんのことかわかるよ あれでしょ」と指差して言い当てました。
天井近くの壁部分の波板が、そこだけ透過性の青と黄色だったんです。
やっぱり、ヒトにとって美しいと感じたり ほっとする安らぎを感じるものは、共通しているようだと感じました。
彼が4歳の頃も、散歩中に、人の家の玄関の両脇に構えてある外灯の、白熱電球の色が左右で若干違うのを見て、
「色が違うね こっちは白っぽい黄色 こっちはオレンジ色」と言いました。「こっち(オレンジ)の方が温かそう」と言いました。
お風呂場も、楽しいバスタイムとなるように工夫したいと思っていますが、どんな感じの空間かだいたいわかってから
でないとアイデアは湧かないので、出来るのを待っています。