池の端ので睡蓮を撮っていたら、デジカメを池に落としてしまいました。
ぽちゃ あ…
完全に水中に入ってしまった。
電源を入れて撮影中だったから、レンズの首は伸びたままで、無言になってしまいました。
バッテリーとSDカードを出して、ハンカチとティッシュで吹きました。
ボタンを押していじくっていると、「日時の設定をしますか?」という初期設定用の画面が一瞬出て、消えました。
日当たりのいい窓辺で、本体、バッテリー、SDカードを乾かしてしばらくして、
本体にバッテリーを挿し込んでみると、伸びたままだったレンズが、ウィーンカシャって引っ込んで格納されました。
帰宅後、メカ用の繊細なドライバーですべてのねじを外しましたが表面のカバーは完全にかぱっと外れないようになっていて
(分解できないようにしてる…?)
これぐらいしか開かない
今、窓辺で日光に当てて乾かしています。
Jesus christ 神様、お願いします!
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〈調べた結果〉
デジカメを水没させた時にやってはいけないこと =電源を入れること
回路がショートして死んでしまう可能性が高い。電源を入れたまま池ポチャしたら、望みは非常に低い。
やるべきこと =バッテリー、SDカードを出して、よく乾かして、電源を入れる
〈水没デジカメの復活成功例〉
・扇風機の前で風を当て続け約12時間後に復活
・ドライヤー(冷風)を当て続ける
・日干しして復活 「干して乾燥ならだいたい1-2週間です」
・タッパー+シリカゲルで療養
・分解して乾燥、エアダスター
・無水アルコール(薬局とかで売っている)に漬けたあと乾燥させる
〈体験記〉
・基盤が見えるように分解して内部まで、缶タイプのエアダスターをかけ、基盤についている部品との隙間まで水分をとばしました。その後数日消石灰の湿気取り剤を入れた密閉容器に入れておきました。今でも問題なく動いています。
・家に戻ってから乾燥剤(お菓子用のシリカゲル)をたくさん入れたポリ袋にカメラ本体とバッテリーとSDカードを入れて密閉し一晩放置しておきました。翌日、SDカードをPCで確認すると撮影画像は無事でした。そして肝心のカメラですが、バッテリーを入れて恐る恐る電源をONにすると、通電し作動しました。 カメラを水没させてしまった時、すぐに通電せずによく乾燥してから通電すると、運が良ければ壊れずに済む場合もある
・あわてて電池などを抜いて1週間ほど乾燥しましたが電源が入るようにはならず,あきらめて子供におもちゃしてあげました。さらに1月ほどたって気づくとなんと子供は電源をいれて遊んでいました。あわてて取り返して1年ほどは何事もなく使っていました。1年ほどたった頃からときどき電源が入らなくなってきたのでNikonに修理に出したところ,内部の腐食が激しく修理不可能として返送されてきました。その後もときどき電源が入らないときはあるもののいまだに使えています。
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そのNikonのcoolpixS2900というデジカメは、必要最小限の機能だけついていて、ただ撮るだけの私には
問題なく良好だったのですが。ただ撮影準備やシャッター押した後の保存の機敏さはなくレスポンスは遅いから、
何秒とかの世界の撮影には不向きで、全然ダメだと言っている声もあります。あと手ブレするとの声もけっこうありました。
2009年に買ったcoolpixS52は、子どもがちょっと触ったら壊れて、写真がすべて紫色のサイケデリック調になり
「修理不能」で返却されてしまいました。でもこのカメラで撮ると写真がどこか西日で焼けたような色になるから
気に入ってませんでした。2005年ぐらいに買ったcoolpixS3は、S2900よりもっと手ブレするけど、
映った写真に不思議な透明感があって、今でも家族が使っています。これが最強かな。