壁紙選びの続きです。ずっとそこにはいない空間の壁紙は、居室には使うのが躊躇われるものをと思っていて、
階段にはサーモンピンクの濃いのとやさしいのの2色使いにします。 天井の色 物を置かないので
2色使いでもうるさくならないでしょう。アンリ・ルソーのようなジャングルの絵柄のものもよかったのですが、
子どもがサーモンピンクの案がよくて、ジャングル画はいやだと言ったので。子どもが夜階段を通るのを怖がる
ので、怖くない壁紙をと思っていました。照明を当てたサーモンピンクに包み込まれれば安心できそうです。
ずっとそこにはいない空間には、居室には取り入れにくいものを使いたくて、トイレもそういう空間なのですが、
便器は白かパステルカラーであるため、濃い色・柄の壁紙にすると、便器がドーンと主張し浮き出てしまいます。
だから、その存在を殊更に浮きだたせない色柄の壁紙がいいと思っています。
天井は、高く見える白がいいです。 色によるインテリア効果
でも側面の壁紙は、海外生活が長い人いわく、「白は日本で言われているように無難な色ではない」と。
家具や家電、生活道具の形を1番如実に目立たせる白は、無難ではないって。清潔感や無難さを求めて
白にしても、家具や生活用品の存在を最大に強調し、場合によっては(大半の場合)みすぼらしさが際立つって。
なるほど。そうですね、ホテルのような家具、生活用品を揃えている家庭はあまりないですから。
天井だといいですね。白は光を反射するから節電にもなるし、壁紙にいいと思っていたのですが。
我が家では蛍光白色の照明は使わなくて電球色のみだから、白い壁でもいい具合に照らすと思います。
天井の壁紙は、下地の凹凸を拾わない厚手のものや、ボコボコした発砲加工が程よくなされているものが
いいそうです。物をなにも置かない天井は、照明が接していることもあり、下地の凹凸を浮き立たせ易いそうです。
東京でのアパートは、壁もドーム型天井も白で、いい感じでした。「クロス張替え済み!」ではなかったので
真っ白ではなくてちょうどよく象牙色になじんでいて、よかったと思います。
モリスの輸入壁紙は、どの柄も色が渋めでした。落ち着いていて自然で、綺麗という感じとは違いました。
モリスは本物の多色刷りの版画だから高額でした。都会に住む人達は土の匂いのするものが恋しいと思いますが、
土の気には事欠かない田舎民の私としては綺麗なものにも憧れます。
野イチゴ柄が好きなのですが、その壁紙は、現在どこにも見当たりませんでした。