お宝?!
廃医院跡地に買い手がついて、放置されていた館中の私財の廃棄が始まり
私は作業中のおじちゃん(建設会社社長だった)に許可を得て宝漁りをして、
好きなものを貰ってきたのですが、中には、一目で価値があるとわかるミッケモンもあって、
薔薇の絵が描いてある丸いステンドグラスなどがそうでした。色も青、黄、緑、赤と多彩で、
私が今までアンティーク屋さんなどで見た経験からすると、売値は3万以上はするのではないか
とおもいます。すごく小さくて割れていて色が2色で図案が単純でも1万以上したりしますから。
籐のチェストもなかなか上等だと思います。額縁に入った絵画も8つぐらい貰ってきました。
それでさっき気づいたのですが、小磯良平と、南田草衣(惲南田:中国)、G.Barton(ドイツ)
の作品がありました。鉛筆で輪郭が描かれた花の水彩画を見せて
私「RKoisoと書いてある」
母「複製やろ」
私「ううん 手描き」
南田草衣も、G.Bartonも、他の絵画もみんな、コピーではなく手描きの現物でした。
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茶色やコバルトブルーの薬瓶も、とても綺麗なので持って帰ったのですが
1つ、やばいのがありました。×××とラベルが貼られたその薬瓶には、まだ中身が
入っていました。水晶のクラスターのような無色透明の結晶となって。他の瓶は、空でした。
×××をネットで調べてみると、「日本の法令では毒物及び劇物取締法により劇物に指定される。」
「規制区分名称 : 劇薬」と説明されており、それがやばい薬であることが判明しました。
皮膚に触れたら大変なことになるそうです。どうしよう…
でも殺菌剤として医院で使われているし、×××水溶液は、ネットでも買えるから
そんなに怯えることはないのだろうか…。写真フィルムの現像なんかに使うらしい。
その廃医院の院長先生に返した方がいいのではないかと思われる私財があったので
(例えばその院長先生の父先生が描いた油絵とか、昔の設計士が手で描いた医院の
設計図や丁寧にキャンバスに手描きされた完成予想図など)それらと一緒に
その×××の瓶も邸宅に持って行って、どうしたらいいか訊こうと思います。