2019-07-03
女性、非正規、障がい者、LGBT、ハンセン病などの人、在日韓国人、外国人労働者など
さまざまな弱い立場や少数派の人達が、不当な扱いをうけることから守る活動がなされています。
女性、非正規、障がい者という立場を兼ねた私が入社したブリヂストンで起こった行為をうけて
セクハラ、嫌がらせ、モラハラ、パワハラをなくす一助となるためにささやかにこのブログで発信しています。
同じような意志をもつ人達の集まりに参加したりして。
ですが、私は、女性にも、非正規にも、障がい者にも、在日韓国人にも外国人労働者にも
好きになれなかった人はいます。DVなどの性暴力被害者支援をしている人が言ってました。
「女性への不当な扱いには抗議する でも嫌いな女はたくさんいる。そんなの当たり前」って。
障がい者への差別をなくそうとしている人も言ってました。
「支援している障がい者でも、こいつ好かんわ~っていう障がい者はいる でもそんなの当たり前」って。
嫌いでも、その人が立場によって不当な扱いを受けているなら、その立場を守ることを厭わない。
すごい知性だと思います。
カトリック教徒の女性経済学者が
「あなたのその考えには全く反対だ。でもあなたの言論の自由を守るためなら よろこんで命をささげる
という心構えをヴォルテール精神という。」みたいなことを言っていました。
「自分の嫌いな人(具体的には安倍さんと言っていました)の言論の自由を
守るために私は命を捧げる そう言えるようにならないと(笑)」と言っていました。
そんな殊勝な人がいるんでしょうか… 神様じゃないんだから。それに安倍さんと彼女では、
権力という面で絶対的に立場が違うし、そんな崇高なことを思う必要はないと 思ったのですが。
その精神が成立するのは、相手と対等な場合であって、対等でない場合には成立しないでしょう。
権力をふるう側とふるわれる側は、立場がまったく違いますから。(参照:構造的暴力)
(私以上に彼女の方がわかっていることでしょうね 極端な例え話で言っただけで)
パワハラ・モラハラ・嫌がらせ・セクハラといったハラスメントを我が物顔でし続けた竹下さん、熊谷さん、
吉田課長、澤田労務課長の、人としての権利を守るためなら 命を捧げる …とてもできそうにありません。
第一、立場が違うので 圧倒的弱い立場にいる私が、それをいいことに私の精神を破綻するまでに
パワーハラスメントをした人の権利を守るなんて する必要はないことです。
モラハラは、一等モラルがない人が、相手のモラルにつけ込み利用して行うハラスメントです。
これ以上、つけ込まれたくはないです。
(参照::モラハラは、モラルを利用したハラスメント モラハラは、モラルを利用したハラスメント②)空っぽの「モラル」に内からのモラルが潰される)
好きじゃなくても、その人の立場を守るために、尽くすとは、とてもレベルの高い精神だと思います。