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外部からの指摘

2021-03-28 | 社会・政治のこと

嘘に端を発した負の構築物 の続き。 嘘つきは、建前の論理武装が発達している。

自分を突き動かしている腹の内の感情とは別方向を向いている思考による建前の正当化が

とても達者。それもその筈という気もする。かれら彼女らは、根底部分での嘘に基づいて

生きているのだから、それを合理化、正当化することがライフワーク化し、その為の思考を

発達させるのも無理もない。それは死にもの狂い。思考と腹の内が一致していたら(言ってる

こととやってることが一致していたら)そんな論理武装能力など、発達させる必要はない。

 

生真面目で尚且つ準備のない人だったら、この、思考による建前の論理に騙されてしまう。

それはいつも完璧風に、堂々風に、毅然風に、理路整然風に、あるいは飄々と、しているから。


         

 


感覚では「なんかおかしい」「変」「もやもや」という違和感がある。でも、この建前の論理を

浴びせられて納得処理させられ続けてきた人は、違和感をもつみずみずしい感覚をも

曇らせてしまう。外部の人達の方が、違和感を強烈に抱きやすい。

頭脳明晰で尚且つ欺瞞について準備のある人だったら、建前の論理に騙されることなく

詭弁をその場で暴くことができるが、多くの場合、モヤモヤしながら言い負かされてしまう。

その詭弁は尤もらしさにおいて周到にできている。そればかりに精を出して生きているのだから、

発達していて当然。ずっとその詭弁の餌食にされて納得処理させられてきた人には、その明晰に

暴く人のような活きのよさは備わっていない。外部の人から、違和感を指摘してあげることで、

救いの糸口になると思う。

ずっと腐れ水の中にいた人は、それが腐れ水だとは分からない程に、麻痺している。

 

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「なんか、臭い」と言っても「いえ、気のせいよ。あなたの嗅覚がおかしい」とか

「これは温泉の硫黄の匂いだから」とか「そんなこと言うのはあなただけよ」とか

返されて、感じるありのままを否定され、その腐れ水の中に居させられ飲まされ続けて

きた人は、もはや自分の感覚とありのままの現実が信じられなくなって、誰か力を持った人の

言葉(観念)の方を現実だとして、計測器の針が振り切れる程の臭気の中にいても

わからなくなってしまいます。

 

だから、外部の人が「わっ 何これ 腐ってる!!」と言って、綺麗な水はこれだと連れて行って

見せて体験させてあげないといけません。ずっと洗脳、マインドコントロールされていたら、

現実が誰か(支配的立場の人)にとって都合のいい観念にのっとられてしまうのです。


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