2018年度のことばあそび『あんたがたどこさ』のテーマは「詩で世界を巡る」。
ほんの一部ですが3学期の活動をご紹介します。
*「冬休み・お正月」で俳句を詠んで、俳句かるたをみんなで作りました。
出来上がったら、俳句かるた大会! 誰が一番取れるかな?
*日本の詩は、谷川俊太郎さんの『つまんない』を選びました。
自分たちの『つまんない』の詩を詠んでみました。
*アーサー・ビナードさんの『もしも、詩があったら』から
『もし ぼくがぞうだったら』ジョン・ケンドリック・バングス(アメリカ)
『もしも 好きな羽を一対選んでいいのなら』アニタ・ポージー(オーストラリア)
低学年用、高学年用に2作選び、それをヒントに自分たちの「もしも~」の詩を作りました。力作続出!
*雪が降った!雪国の方には??と思われる雪ではありましたが、ここで一句。
その句に絵をつけることに…その前にみんなで雪にまつわる言葉を集めました。
日本語には、雪の降り方、その形状を表す言葉が数多くあります。
粉雪、淡雪、みぞれ、ざらめ雪、ぼたん雪、吹雪、大雪、根雪…etc.
「細雪…」「あー、谷崎潤一郎の?まだ読んではいないけど。」高学年からはこんな声も。
言葉からもらったイメージが、子どもたちの描く雪に質感をもたらしました。
雪が降った喜び、雪遊びの楽しさ、雪の冷たさ、春への予感、そして雪が消えゆく悲しみ…
子どもたちの柔らかな感性が、俳句にも絵にもあふれていました。
毎回、課題に取り組んだ後は、わらべうたで遊びます。
そして、お話をひとつ聞いて、さよならあんころもち。
ことばを使って、頭も体も心も動かす一時間。
休まず通ってくる子どもたちに、私たち大人も毎回たくさんのことを教えてもらっています。
2019年度ことばあそびの教室『あんたがたどこさ』の新会員募集中です。
気になっている方、是非お問い合わせください。お待ちしております。
3月16日(土)顔合わせを兼ねてカプラで遊びます。(参加したい方は要連絡)
子育ての杜
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