ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

26-4 突然の求婚者の出現

2022年10月26日 | 第26話 婿になった修道士
 


 未来のデノワ氏が
「純愛と信仰の狭間でどーのこーの」
などというのは、まだここでは描かれません。

 一方、未来のおかみさん(当時28歳)の元へは、
ある日突然の縁談がもたらされます。

 「街のなんでも屋さん」は口入れ業もしていて、
デノワ家には労働者の紹介をしていました。

 ロンヴィル家の跡取りとも親しいようで、
共通の知人として仲立ちを引き受けたようです。

 もし、ここでロンヴィル氏と
未来のデノワ氏が同一人物でないとしたら、
話が相当こじれて厄介な事になりそう。

 悪徳聖職者やパワハラ貴族、
その他全くもってドSな皆さん達が現れて、
ウォルポールさんの後継者のA.ラドクリフ夫人や
M.G.ルイス氏のようなゴシック展開にならなければ
いいのですがー。


🍁 続きは出来次第。



 


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