人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

台湾にて

2015年04月01日 | 旅行
ついに

台湾に行った

かつて日本の統治時代の光と影が

八十歳以上の人に色濃く

刻まれている国

そう、立派な「国」であって「島」ではない

そこで

私は見た

日本の新聞を読みふけっている

台湾の老人・・・・

なぜかいきなり

落涙してしまった

日本が失ってしまったものを

しっかり保っていてくれる人たちが

ここ台湾にはまだいるのです

美しい日本語と

美しい精神を保って

今の日本の情けない姿を見つめて

嘆いているであろう人たちが・・・

心優しく

地下鉄ではすぐに席を立って

ゆずってくれる人たち

台湾で

私は泣きました。