人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

八田ダム

2017年04月23日 | 旅行

八田ダムなんて言いかたすると

台湾の人にはいい感情ではないかしら?

でもねえ

八田氏が情熱を傾けて

広い荒野を沃野に変えたのは

事実ーーなのです。

ダムに行くために降りた駅付近も

ダムを作ることで人が集まり

雇用が広がって町になったそうです。

そしてーー

なんと立派なダムでしょう。

ここに八田氏の

作業着を着たままの

像が建てられましたが

これを蒋介石時代の迫害にもめげず

守り通したのは

台湾の地元の人たちだったそうです。

今、鉄道から見える

広い広い緑の農地。

ダムに情熱を傾けた

一人の日本人。

敗戦後、妻はこのダムに

身を投じて自殺しました。

理由ははっきりしませんが・・・

ただ

私はこのダムのほとりに立つと

わけもなく

はらはらと落涙していました・・・

 


全共闘という宗教

2017年04月22日 | 日記

全共闘という名の

宗教団体がありまして・・・

私の周りにも何人かいまして・・・

念仏のように「はんあべ」と叫んでいて

じゃあ、誰に日本を背負ってもらいたいの

と尋ねると

返事は返ってこないのです。

でも彼らは

「自分は全共闘世代だから」と

胸を張っています。

まるで「全共闘」という言葉が

聖なる旗印のようです。

そう、「全共闘」というだけで

思考停止しています。

これが新興宗教でなくてなんでしょう。

大昔、「あんぽはんたい」とさえ

言ってれば胸張っているような

若い世代があって

いま、もし「安保」もなく「自衛隊」もなく

ガラ空きのままの日本だったら

どうでしょう?

とっくに日本は「中国日本州」とか

4分割とか南北分裂とか

民族浄化とかの

憂き目にあっているかもしれません・・・

「ゼンキョートー」の皆さん

どうか目覚めてくださいな

唱えてさえいれば救われるなんて

あなたたちは一応「高等教育」を受けた

人たちでしょう?

ああ、こんなインテリたちが

どうして「今の世界とそのなかの日本」

見えないのでしょう。

インテリだから見えないって?

ですねぇ・・・・

実業についている人たちは

同じ世代でももっと柔軟なのです。

「世の中」があの人たちより

はっきり見えるのだと思います。

固まってしまった「全共闘教」という宗教

その世代が今も

新聞とテレビを支配しているようです。

やれやれ・・・

 

 

 


纏わりつかれて

2017年04月21日 | 日記

Jさんには一つ

めんどくさいものが

纏わりついていました。

Jさんが小学校の時から

同級生のKが隣同士の席で

いつもJさんが優秀でクラスでも

目立っていたし

美しい少女で

広壮なお屋敷に住むお嬢様で

ピアノも上手

歌も上手くて

学芸会の超人気者でした。

Kの家は貧しく

親も教養がなくて

しかもKの成績はいつも下から三番目。

容貌も今ひとつ

色黒で団子鼻で

おまけに背は低く・・・

取るところなしのKでした。

ところで

Jの父親があろうことか

Kの親の就職先の面倒を見ていて

しかもKの学資を援助して

結局

Kは醜い容貌もちゃんとカバーして

一流企業に勤めたのです。

が・・・

KはJを生涯、逆恨みし続けたのです。

なんとストーカーみたいに

Jをつけ回し

職場だろうと同窓会だろうと

ことあるごとに

Jの悪口を言い続けていたのです。

なかにはそれを本気に受け止めている

ひともいて

Jはあらぬ噂をたてられたりもしたのです。

KはJを恨み続けました。

理由は

Jが優秀でしかも親が自分の学資を出してくれた

というもの。

助けられたことが逆恨みになってて

「ありがとう」の一言もないのです。

JはこのKのことさえなければ

ゆったりといい人生を送れる

はずなのですが

五月蠅・・・

友達は「気にしなければいい」とか

「無視しなさいよ」とか

「断交しなさいよ」とか

忠告してくれるけれど

実は家も近いのです。

同じ町内で、

結婚後もなおさら

近い場所になっちゃった。

付き合いをしていかざるを得ない

この状況

ほんとに「厄介」というだけのこと

なんですが

もちろん

Jの本名はJapan

Kは・・・

ま、黙っておきます。

 


戸締り不要

2017年04月20日 | テレビ

いや、驚いたのなんの。

何気なく昼のテレビ見ていたら

時事評論家みたいな人が

世界の情勢について説明したのはいいのです

「(いずれの国も)軍備が大切です」と

ごくごく当たり前のことを言いました。

仰天したのはその次に

彼が一言ぽつりと

付け加えた言葉・・・・

「日本は必要ありませんけどね」

ええっ!!

軍備とは個人の家で言えば

戸締りのことですね、

つまりーー

周りが核を持ちミサイルを持っているのに

日本だけは戸締りしなくていいんですか。

泥棒国家に取り巻かれているのに

どうしてそんな呑気なことが

あなたの口から言えるのですか。

呆れてしまいました、そして

これが「テレビ」というものなんだと

改めて認識しました。

当たり障りのないことを言ってれば

万事OKなんですね。

その点

ネットではリアリティのある評論

解説が聞けます。

ああ、それにしても驚きました

テレビって

日本はしっかり軍備しなきゃダメ

なんて

口が裂けても言えないのですね

いったいだれに遠慮しているのですか

な・さ・け・な・い・・・・・

 

 


美しきスイス?

2017年04月19日 | 日記

スイス、この美しき国!

ヨーロッパはどこを切り取っても

絵葉書みたいに美しい・・・

とりわけスイスは・・・

と思っていたら

この国がものすごい

自衛の国で

一家に一本、銃があるって?

すぐに避難できる設備は完備

そして思い出してみました

ヨーロッパはこれまで

ずっと「戦争の土地」で

殺戮、爆撃、血の海となった場所

だったのだって。

あの絵葉書のように美しい

風景の裏側はがっちり固められた

防備の土地でもあるのでした。

そしていざとなると

国民はこぞって銃をとる・・・

そうです、彼らは

よその国を信じてはいないのでした。

信じるふりをしたり

仲良しを演じることはあっても

よその国は信じられぬと

歴史に教えられていたのですね。

だから

自分の家を守るのと同じ感覚で

自分の国を意識しています。

彼らは国と国が

仲良しごっこの「話し合い」で

解決できるなんて

はなっから信じちゃいない

のですね。

そんなことを信じて

ーー信じたふりをしてかもーー

「話し合いで外交を」なんて

一国の党首がのうのうと

のたまう国は「Japan」だけ・・・

この国がどんなに美しい風景を

世界に見せていても

裏ではがっちり国民を守る

シェルターを確保してくださいね。