小さな滝を見るために
数人で小さな旅をしました。
それはほんとに小さな滝で
でも
三段階になってて
緑は濃く涼しい道でした。
ちょっとしたハイキングに向いています。
が
気になったのは
この滝を抱える村
というのか自治体というのか
「この滝で人を呼ぼう」
と
決心したことがあるらしく
滝のそばにベンチを作ったり
ささやかな橋をかけたり
木を植えたり(森なのに)
がんばった跡が見られたのです
そして橋はともかくとして
他はみなぶよぶよに腐っていたのです。
つまり
「人を呼びこむ」までにはいたらなかった
のです・・・
日曜日に行ったからか
数人の人はそれでも
滝を見に来てはいましたが。
すたれてゆく村をなんとか
という努力はみな
悲しいほどがんばっているのでしょうね。
だから
そこにほんのちょっとした「名物」が
見つかりさえすれば
それを手掛かりにしようとします。
以前、「鬼ヶ島」の島に行ったけど
安っぽい作り物の「鬼」がでん、と
居座っているのにはがっくり。
日本の観光名所にはときどき
こんな「間違い」が見られます。
小さな滝でなんとか!
とがんばっている姿は悲しいけれど
安っぽい作り物なんかなかったので
これは応援したい気持ちでした・・・