人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

大人になれない

2017年05月31日 | 日記

遠い親戚の息子32歳が

珍しく親子でやってきました

この息子

母親に言われるままに

仕事先を実家の近くに変わって

不平ばかり言ってるらしい

うちに上がるなり

「テレビ・・・」と

親に言い、野球の試合を見る

のです。今晩わ、の挨拶なし。

電車マニアでその話になると

夢中ですが

肝心の話になると

暖簾に腕押し。

それは彼が妻と親との間に立って

ふらふらと

ただのメッセンジャーボーイ

になっていることを

少しは反省させようとしたのですが

まったく反応なし。

電車の話だけ。

父親に聞けば「母親が猫可愛がり」

に育てたからだと

父親の責任はゼロ、みたいな顔してます。

溺愛された息子はかくも

持続する思考力を持ち得ない

のだなあと感心していると

気がついたのは

彼の母親がまさにそれで

感覚だけの反応で生きてる人で

持続的思考をまったく持たない

人なのでした。

親子は似るものだと

大人になれない32歳を

つくづく眺めたのでした。

 

 

 

 


年金が減る

2017年05月30日 | 日記

またまた年金ががくんと

下がりました。

年間20万円も。

ええい、高齢者は邪魔者なんだ

早く消えてくれ

言っているようです。

でもねぇ

今度の大病で息子たちは

夜も寝られないくらい

心配してくれたのですよ

そして下の息子は仕事を休んで

来てくれているのですよ

そんな息子たちに

「はい、永遠にさいなら」

ほいほい、言えるものでしょうか。

ええい、年金なんかくそくらえ

株で儲けている人もいるんだろうなあ。

いいなあ。

私もそうしたいなあ、

生き下手の老婆は嘆くのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


薬害・・・・

2017年05月29日 | 日記

ある手術をしまして

退院はしましたが

薬は山のように飲まなくてはなりませぬ

副作用の説明書があって

それを読むと身の毛もよだつ

というものですが

飲まなきゃもっと悪くなるかと思えば

いやいや飲んでますが

副作用がこわいのなんの。

もしかして

副作用で死んだ人も

数あるのではないかなあと

心配しつつ

それでも飲まなきゃなあ・・・

あれこれ迷いつつ

「高齢者は要注意」と書かれた

一つの薬はさすがに

二粒のところを勝手に一粒に

してしまいました

これはよくないことなんでしょうかねえ・・

いいことなんでしょうすねえ・・・

迷いに迷う薬漬けの日々でございます。

 

 

 

 

 

 


大部屋

2017年05月28日 | 日記

ある手術で入院して

四人部屋におりました

大部屋です。

人生初めての病気入院

そして大部屋

いいですねえここは。

向かいの老女は

ずっとつぶやいていました

「楽しい我が家に帰りたいナム妙法蓮げっきょー」

ぶつぶつと呟くのを聞きながら

ああ、このおばあさんには

「楽しい我が家」があるんだ

素晴らしいなと思ったのでした。

また別な老女の面会人は

部屋いっぱいに響く胴間声で

「ねーさん、サイダー飲むか」

なんてね、愉快でした。

すべてカーテン越しなんですが

人生がいろいろな色彩を持っておりました。

また病院はまるで(いい意味で)軍隊のよう

でした。

深夜もきちんと看護師さんが

患者の見回りをする

薬剤師さんも説明にくる

お医者さんの回診は患者に優しい。

採血、レントゲン、食事すべて

ある一定の規則の上に乗って

しっかり守られていて心地いいのでした。

最後の感想・・・

日本でよかった!!!!!

 

 

 

 

 

 


薬以外に

2017年05月17日 | 日記

「おばあちゃんの知恵」

なんて本もありますが

私も実は万事薬に頼るという

暮らしには抵抗のある人間で

例えば・・・

ゴキブリはホウ酸と砂糖水で溶いて

あちこちに置いたら

我が家ではもはやゴキブリは

いません。

蚊にさされてかゆーい

時や毛虫に刺されたとき

酢でOKです。

のど飴もいいのですが

のどがひりつくと

はちみつを湯で溶かしてゆっくり

飲みます。

マンション住まいの人たちにお勧めなのが

ベランダに一本レモンを植えることですね

レモンと蜂蜜でのどの痛みや

少々の風邪や

その他いろいろ・・・

そういえば知人がNYのホテルで

あの危ない蚊に刺され

死にかけるほどだったのが

一晩中塩を刷り込んでから

翌朝病院へ行き

助かったそうですよ。

若い世代は薬、薬ですが

まして私の大嫌いなのが

あの「芳香剤」ってやつ。

車の中に置いている人の

車に乗って「うっ」となりましたね。

そんな薬を置くくらいなら

ハーブをたくさん袋にいれて

ぶら下げてくださいよ。

そんなこんなで

薬漬けにならない、なれない

老婆は

時代のずっと後ろでおたおたしていますが・・・

振り向くとトップかも・・・