遠い親戚の息子32歳が
珍しく親子でやってきました
この息子
母親に言われるままに
仕事先を実家の近くに変わって
不平ばかり言ってるらしい
うちに上がるなり
「テレビ・・・」と
親に言い、野球の試合を見る
のです。今晩わ、の挨拶なし。
電車マニアでその話になると
夢中ですが
肝心の話になると
暖簾に腕押し。
それは彼が妻と親との間に立って
ふらふらと
ただのメッセンジャーボーイ
になっていることを
少しは反省させようとしたのですが
まったく反応なし。
電車の話だけ。
父親に聞けば「母親が猫可愛がり」
に育てたからだと
父親の責任はゼロ、みたいな顔してます。
溺愛された息子はかくも
持続する思考力を持ち得ない
のだなあと感心していると
気がついたのは
彼の母親がまさにそれで
感覚だけの反応で生きてる人で
持続的思考をまったく持たない
人なのでした。
親子は似るものだと
大人になれない32歳を
つくづく眺めたのでした。