あーあ、長く生きすぎたーー
これは96歳で逝った母の言葉です。
どういう時にこう言ったかというと
トイレに行く時でした。
もう自力では夜中のトイレに行けなくなって
いちいち娘の手を借りて
車椅子に乗って行ったとき
心の底からのようにこう言った
というより
嘆いたのでした。
娘の私はこの言葉を聞いたとき
あれだけ健康に気をつけていろいろな情報を
くれた母にして
「もうここまででいい」という
人生の曲がり角があることを知りました。
それはなんといっても
トイレに行けるか否かで
決まるのかもしれないと。
高齢者は夜中に2度はトイレに立つ
と思いますが
心してくださいね
自力でトイレに立てたら
まだ大丈夫と
自分に言い聞かせて夜が明けたら
今日を元気に生きましょう。