藁ーーあの稲を刈った後にできる藁のことです。
昔は刈った稲を束ねて干したので
米を取った後に膨大な稲藁ができました
それを編む藁細工もいろいろありました。
が
今日お伝えしたいのは
藁の保温力です。
すごいのですよ、これが。
昔、雪国では藁を編んでとんがり帽子みたいにして
雪の中を歩いていたようですが
あれはほんとに暖かかったのだと想像します。
藁はいまでは貴重なものになりましたが、
たまに手に入ったのを庭の片隅に置いておくと
そこからはもう春の草花の準備が始まり
土は暖かそうにほかほかしていて
暖まらせて、とナメクジがたくさんーー
藁を編む、という工芸を絶やしてはならない
と思います。
それにしても、いまも大量に出るはずの
藁はどうなっちやったのでしょうか。