大都会には隣近所の付き合いがなくて
田舎にはあるという迷信
があるような気がします。
そりゃ、限界集落といわれるような村では
古くから住み着いている人たちの場合とか
町でも子供時代から近所同士だったとかいう
場合は田舎、都会に限らず
付き合いというものはあるでしょう。
まったく「それ」がないのは
大都会ではおおかたのアパート住まい
マンション住まいの場合
そして地方では元からいた人たちを除く
他の人たちが住み着いた場所では
隣近所のおつきあいはほとんどないと言えるのでは。
その原因ののひとつは
みんな家からすぐ車に乗って出かけるから
「表の道路」に出るときはたいてい
車に乗ってしまってて
じかに顔を合わせて「おはよう」なんて
いう間がないのですね。
道端でこんにちは、という光景はほとんどみられません。
むしろこれは都会のほうで見られることが多い。
日頃疎遠な近所同士がわっと助け合うのは
災害の時でしょうから
日頃、疎遠なまま過ごしていられるのは
却って平和の象徴なのかもしれませんね。