キャリア段位のアセッサー
合格した
まあ誰でもなれそうだけど
全老健大会での一幕
最終日
R4システムのICFステージングの問題点について
の発表を聴いた
内容は
要介護度の認定調査票の項目とICFステージングの項目を比較して
ICFステージングには医療的な項目が欠落している
というものだった
本来のICFは人間の心身機能をとらえるもので
当然医療的な項目も含まれているのに
というものだった
ここで質問にたったのが
折茂医師だった
質問というよりは自分が手掛けたR4の擁護の弁だったが
2日目のR4のセッションでも質疑応答で出て来て
発表者が述べたR4の問題点(もしくは課題) について
決して欠陥があるわけではなく
まだまだバージョンアップの途中である
というようなことを言っていた
そしたら突然、私のそばに座っていた男性が
「はいっ!」
と勢いよく立ち上がってマイクの前へ
共同(漢字不明)委員の村上です、と名乗った
ちょっとエキサイトぎみに
発表者ではなくて折茂医師に対して
以前からICFステージングには同様の指摘がなされているのに
改善されないのはどうしてだ?
との質問をぶつけていた
それに対してのらりくらりと苦笑しながら答える折茂医師
村上氏は
厚労省からも指摘されたでしょう
そもそもこの発表だけ(昨日のR4のセッションの中でやらずに)ここに持ってきたのはどんな意図があってのことか
と感情的になっていた
意見を求められた座長も困ったようすてでここは感情をぶつける場ではないのでととりなしていた
話を聞いていると
もとは一緒にR4をやっていたようだが
外されたか話を聞いてもらえなかったか
したようだった
(鳴り物入りで?)売り出し中のR4システムだが
現場からの声を聞くと使いにくい、使いこなせていないという意見も多い
折茂医師によればR4はアセスメントツールではなくて老健が老健らしくあるための考え方
即座に問題解決する魔法の杖ではない
効果を発揮するためにはそれなりに労力を要する
らしい
ちょっとわかりにくい
しかし今回のこの騒動を目の当たりにして
全老健も協会も一枚岩ではないのだな
いろいろな思惑や争い事があるのだな
と感じた
全老健大会の最後に
面白いものが見られた