祢津東町定津院参道入口の道祖神
前回の「東部開発株式会社」東側の道祖神からその道を北へ進んでいくと曹洞宗定津院の参道入口にたどり着く。参道入口の左手にやはり宅地の石積の一角を道祖神のために組んでいる空間があり、そこに双体道祖神と自然石道祖神が、それぞれ1基ずつ祀られている。双体像は線彫りに近く、「昭和二十八年二月十三日 宮川町」と銘文がある。昭和28年に造立された割には、摩耗が進んでいて、一見もっと古いのではないか思うのも当然である。向かって左側の自然石は、岡村知彦氏は「焼石」としているが、火山弾かどうかははっきりしない。
続く
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