2011.11.12福岡市南区柏原で行われたマトリョミンオーナーミーティングに
急きょ編成した4名のマトリョミンアンサンブル、トンコジーテ・トキオで
演奏参加しました。
私は高校まで佐賀におりましたので、曲中でマイクをお借りし、佐賀弁を
しゃべりました。演奏より、このしゃべり部分が一番緊張しました。頑張った
ので、シャベリはウケてたみたいです。しかし、福岡では「とんごずく」は
通じないようです(がっかり)。
「調子に乗る(ノリすぎる)」ことを佐賀では「とんこずく」といいます。変化形
の応用例で「とんこじーて、どがんしゅーでんなか。」などと使います。ちなみに
この意味は「(態度、振る舞い、行動が)調子に乗って、どうしようもない。」
という感じです。
オーナーミーティングではたくさんのソロやデュエット、アンサンブルの演奏
を聴くことができましたが、みなさんすごく練習された跡がうかがえ、
素晴らしい演奏ばかりでした。まだマトリョミンを始めてから間もない方も
いらっしゃいましたが、真剣な取組のほどがうかがえました。
講師目線で聞いてしまうせいか、「相当がんばって練習されたんだろーな、いま、
とっても緊張しながらそれでもがんばって演奏されてるんだろーな」、と思うと、
それだけで胸が熱くなります。指導された先生の指導ポイントも思い浮かぶような
気がしてきます。いや、素晴らしかった。
会場の日時計の丘は住宅地にひっそりとたたずむ、とても素敵な場所で
まさに丘の上、見晴らしがとてもいいです。完全に逆光ですが、マトリョミン
の背景にうっすら下界の眺めが見えるのがわかりますでしょうか。
会場に置いてあるピアノは100年以上前のヨーロッパ製だそうです。詳しくは
日時計の丘のホームページをどうぞ。
お料理の写真はオーナーミーティング参加者に配られたロシア家庭料理ニーナさん
特製ののランチプレートです。白いビーフストロガノフ(かな?)、チーズも
たっぷりで美味しかったです。可愛いピロシキも美味しかった。ビーツのサラダも
久しぶりに味わいました。
福岡近辺在住の方はぜひお店で本格的なロシア料理を味わいに行かれては、
と思います。私も博多には佐賀への往復途中に頻繁に行きますので、いつか
行ってみたいと思います。本場のロシア料理には詳しい竹内正実先生も絶賛して
おられました。(コチラ…食べログです。)
オーナーミーティングが終わったと思ったら慌ただしくマーブルコンサートの
準備です(同じ会場)。
開場がかなり押してしまい、ご来場のみなさまには外でお待ちいただかねばならず、
ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
さて、15名のマーブルメンバーがさきほどのピアノのあたりに所狭しと並びました。
これまでのマーブルでの演奏のなかでも屈指の人口密度。またマーブルのみで
1時間以上、10数曲の演奏もあまり記憶にありません。お客様もさきほどのオーナー
ミーティング参加者をはじめ、超満員で立ち見もいらっしゃいました。
マーブルとしては初めての試みがあったり、新曲のお披露目もあったりと、なかなか
濃密なコンサートでした。お聞きになるお客様も、オーナーの方が多かったので、
演奏する指先に食い入るような目線が痛かったです(笑)。
私自身にとっても今回はマーブルでの04型(クラシック)の本番デビューという
節目のコンサートでもありました。今回のマーブルメンバーの多くもそうだったかも
しれません。これまでのタイス(02型)に比べると時間が経ってもチューニングが
変化することがほとんどなく、聴診器モニター時の音も聞きやすくなったので、
私としては若干の演奏ポジションの変化よりもメリットの方を強く感じました。
04型は、合奏をはじめ、ライブ活動などでは圧倒的に有利(使って安心)と思います。
終わってからの打ち上げは夜9時スタート、翌日は写真撮影で朝早いのというのに、
飲み過ぎてしまった一日の終わりでした。いかの活造りや水炊き、モツ鍋などなど
ごちそうも美味しかったー。
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