今回は繰り言になります
毎年7月を迎えると思い起こすのは、初めて鶴沢の体育館を訪ねたあの日
今年、指折り数えて満30年を迎えました
あの晩、鶴沢の体育館は指導者3名・小学生4名だったと記憶しています
今でこそ剣道人口の減少で単独では団体戦のチームを組めないことも
珍しいことではなくなりましたが
平成の初頭、会員数30名~50名の団体が多数を占める中
市内最小の儚い存在であったことは想像に難くありません
以降、剣道の稽古場としての鶴沢剣友会を後世に残したいとの
元会長の思いを汲み取り体育館に滞留し続けた私
人の営みには栄枯盛衰がつきものです
一旦増えた会員数がまた振り出しに戻る…
一時、指導者の層が薄くなったり
盛んに活動する他団体の様を目にし、己の不甲斐なさに
人目もはばからず落涙した日もあり
石の上にも三年改め石の上にも三十年を目標に七転八倒
しかして令和6年、我が鶴沢剣友会は未だ滅びず
指導者の熱意、保護者達の麗しい連携をもって
当初の目的を果たすことが叶いました
この上は新たな時代に即応した体制を整えて
更に我等の歴史を刻んで行こう
私が満願を達成することを想起してくれた
西国の世帯より先月ある品が届きました
いよいよ鶴沢の体育館に別れを告げるその日まで
「心技体」の旗、そしておじゃみ座布団と共に
鶴沢の体育館を守り続けます
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